理解とは、伸縮自在

記事
コラム
いつもありがとうございます。

昨日、郷里の母から、野菜がたくさん
届きました。

本当にありがたいなあということを
感じます。

生まれてから、いままで、たくさんの
愛をいただいています。

それなのに、感謝が薄いなと
思います。

なぜ、こんなに感謝が薄いのか、
自分にもどかしい思いもありますが、
感謝も修行。

心から深い感謝ができるように、
日々の精進を忘れないように
していきます。

昨日、久しぶりに電話をしました。

ちょうど、祖母が一緒だったようで、
「いま、電話しても大丈夫?」と、
連絡がきたので、電話をしました。

何ヶ月、もしかしたら1年近く、祖母
と話をしていなかったかも
しれません。

電話の向こうの、嬉しそうな祖母の
顔が目に浮かびました。

「こんな便利な時代に、電話一本かけ
ないなんて、なんと酷い孫だろう
か」。

と、自分で思いました。

電話をするだけで、喜んでもらえる
わけです。

それだけでも、恩返しになるのかも
しれません。

両親や祖母、姉、甥っ子、姪っ子、
用がなくても電話くらいしよう、
と思います。

せっかくなので、テレビ電話でもして
みようかなと思います。

「当然、明日が来る」、「当然、また
会える」、「いつでも感謝が伝えられ
る」。

こんな風に思っていては
いけませんね。

いつ、何があるか分かりません。

「大切な人を大切にする」。

この当たり前のことを、当たり前に
実行したいと思います。

さて、昨日は、自助の精神について、
少しお話しさせていただきました。

わたしは、いま、自助について
学んでいます。

そのため、昨日、コラムに自助に
ついて書いてみました。

あまり長くなってはいけないので、
簡単にと思っていたら、書きたい
ことの全てを書くことはできません
でした。

長い文章を書くこと以上に、
必要なことを短くまとめることの
方が、はるかに難しいように
思います。

難しいことを、難しい言葉を使って、
難しく書くことは、それほど困難では
ありません。

難しいことを、簡単な言葉で、簡単に
書くことの方が、困難なことです。

自分が本当に理解していることは、
簡単に説明できるでしょう。

逆に、難しく説明することも
できるはずです。

長く説明することも、短く説明する
こともできるはずです。

つまり、伸縮自在ということです。

これは、一つの基準になるように
思います。

自分が理解しているかどうかは、
自分が「それ」について、伸縮自在に
扱えるかどうかが基準です。

例えば「愛」とか「勇気」とか「幸福」。
こうした目には見えない、触れない
概念をどれだけ理解しているか。

一言でまとめることができるか。

1時間の講義ができるか。

1日の講義ができるか。

小学生に説明できるか。

中学生に説明できるか。

高校生に、大学生に、同年代に、
年配の方に、説明できるか。

これらで、ある程度、自分の理解
というものを知ることができる
と思うのです。

そのように考えると、わたしの自助の
理解は、相当に低いものだという
ことが自覚できます。

こうした自覚は大切です。

それを自覚するから、慢心を防ぐこと
ができます。

自覚するから、より深く学ぼうという
気持ちが湧きます。

自分の理解度を知るためには、
アウトプットが有用です。

わたしは、昨日まで、自分の頭の中
だけで完結していました。

「こう言う順番で話そう。
これのときは、こうした話をして、
具体例を挙げて」など、構想を
頭の中で練っていました。

「おっ。これなら意外と話せるかも
しれない。

いや、でも、ここが不安だな。
ここはどうしようかな」と、頭で
考えていました。

そして、昨日、独り言のように
少し話してみたのです。

頭でモンモンと考えていた答えが、
一瞬で分かりました。

まったく、まとまっていません。

(笑)。

不思議なものですが、頭の中で色々
考えても、分からないものが、
外に出すと一瞬で分かることが
あります。

「どの程度理解できているのだろうか」
と思ったときは、外に出してみると
良いですよ。

人に説明したり、相手を想定して、
その仮想の相手に説明してみたり、
文字で説明してみたり。

どんなことでも共通すると思います
が、頭の中で考えずに外に出してみ
る、視覚化する。

受験勉強でも同じです。

自分の理解度を知りたければ、
人に説明してみることです。

どの程度伸縮自在に説明できるかが、
あなたの理解度を示していますよ。

何かヒントになることがあれば
幸いです。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

本日の一転語

~アウトプットが大事~

「私は、『本を読むことだけが勉強で
はない』と思ったし、同じく本を
読んでも、やはり、その『結晶化』や
『アウトプット』が大事だと思って
います。

要するに、作品など、何らかの生産
物につながらなかったら、その読書
には、無駄になる部分がそうとうある
わけです。」
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