試験の解き方〜概略編〜

記事
コラム
いつもありがとうございます。

今日は、神戸で、ケアマネ受験対策
合宿をしています。

2日目です。

1日目は、休憩もそこそこに、
10:00から18:00まで、
みっちり勉強を行いました。

講師も生徒さんも、みんな、
ヘトヘトになりました。

部活直後のような良い疲労
ですけどね。

(笑)。

さて、ケアマネ試験まで、残り
1ヶ月を切りました。

この時期の勉強法や勉強に対する
意識は、いままでとは少し
変わってきます。

勉強すること自体に意味があり、
価値があり、目的があります。

「受かればそれで良いじゃん」と思って
いる講師はいません。

受かればOKなのであれば、テクニッ
ク論などをどんどんと語るかも
しれません。

受かることが目的ではなく、
地道にコツコツ勉強を続けている
道中に合格を通過する感覚です。

合格を目的にしても良いのですが、
それが目的というのは、少し
寂しいような気がします。

そのため、「毎日のコツコツした
勉強が大切ですよ」、「暗記が大切で
すよ」、こうしたことを語ることが
多いように思います。

ただ、残り1ヶ月になると、伝える
ことも変わってきます。

やはり、「合格をしていただきたい」
という気持ちもあるからです。

そのため、試験の解き方について
語ることが増えてきます。

今日は、試験の解き方について、
少しお話をさせていただきたい
と思います。

「はじめ」の合図とともに、一斉に
問題を解いていきますが、いきなり
解き始めないというのが、一つ目の
ポイントです。

これは準備体操をせずに、プールに
飛び込むようなものです。

少し大袈裟ですが。

(笑)。

試験前に、十分なアイドリングをして
いるつもりでも、案外は、頭の切り替
えができないものです。

試験の前半、中盤、後半では、
あきらかに頭の回転が変わって
います。

そのため、「始め」の合図が出たら、
問題を全て見ていきます。

1問1問、丁寧に見る必要はないの
で、ざっと目を通すイメージです。

「こういう問題が出るのか」、「これは
解けそう」、「これは分からなそうだ
なあ」なんとことを考えながら、
5分程度で、ざっと目を通します。

それから、問題を解き始めるわけです
が、1周目は、止まらないことが
大切です。

支援分野から始めても、保健医療や
福祉から始めても構いません。

ただ、考え込まないことです。

例えば、10秒問題に向き合って、
ピンとこなければ飛ばす、など
自分のやり方があると良いですね。

サッと解ける問題を、一通り解いて
しまいます。

そうしている内に、脳の回転が
どんどんと良くなっていきます。

自転車の漕ぎ始めは、ペダルが重くて
苦労しますが、一度スピードに
乗ってしまうと、あとは勢いよく
進んでいきますね。

あのイメージです。

あまり深く考え込んでしまうと、
時間を使ってしまうだけでなく、
不安や焦りの気持ちが強く
なります。

すると、せっかく持っている能力を
フルに活かすことができなくなって
しまいます。

そのため、考えても考えてもピンと
こないものは、いったん、飛ばして
しまうということが大切なのです。

1周目で飛ばした問題、答えは選んだ
けど、確信が持てない問題、不安な
問題には、印を付けておきます。

問題のところに星マークなどを書いて
おくと分かりやすいですね。

そのようにして一通り問題を解いた
ら、2周目にいきます。

2周目は、1周目で星マークをつけた
問題をじっくりと見ていきます。

「1問あたり〇〇分なら使えるぞ」とい
うことを確認しておきます。

その時間内で問題を見ていきます。

その時間内で解けない問題には、
さらに印を付けて飛ばします。

その時間内で解ける問題を解いて
いきます。

そして、3周目です。

3周目には、自分の中での難問が
残っています。

あとは、使える時間の分だけ、
諦めずに考えます。

最後、もう時間がないとなったら、
「自分の勘」を信じて、答えを
書きます。

どんなに分からなかったとしても、
白紙はダメです。

白紙は、ひっくり返っても得点に
繋がりませんが、何か答えを書いて
いれば、得点に繋がる可能性が
ありますからね。

問題を全て解いてから、マークシート
に答えを写していきます。

問題を解きながら、マークシートに
写す方もいます。

ただ、問題を全て解いてから、
マークシートに写したほうが、
速く、正確なので、私たちは、
そのやり方をオススメしています。

自分なりのやり方があるのであれば、
それで良いですよ。

最後に見直しです。

答えを書き写すときに、誤って
写していないかチェックします。

問題1の答えを、2のところに書いて
いないか、「3つ選べ」なのに2つしか
選んでいないところはないか。

逆に、「2つ選べ」なのに3つ選んでい
るところはないか。

こうしたチェックを行います。

「答え2、3と書いたけど、やっぱり、
1と3な気がするな」という書き直しは
オススメしません。

最初に書いた答えが正しいことが、
多いからです。

よほど確信がある場合は、良いです
けどね。

「なんとなく」というフワッとした
理由であれば、最初の答えを
信じたほうが良いでしょう。

細かく言えば、もっと色々とあります
が、まずは、こうした解き方を
覚えておくと良いですね。

あくまでも、無限にある中の、
一つの知恵です。

自分のスタイルがあれば、そのスタイ
ルを貫かれたら良いと思います。

特にスタイルがなく、なんとなく
問題を解いているという場合は、
取り入れてみてみると良いかも
しれませんね。

何か参考になる点があれば幸いです。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

本日の一転語

~愛は人生の目的~

「人間の、地上での学習にとって、い
ちばん大切なことは、愛を人生の
目的にすることです。

人生の目的である愛に気がついた
ときに、その人はすべてを与えられた
と言ってもよいのです。」
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