先立つ想い

記事
コラム
いつもありがとうございます。

わたしのコラムの8割は、書きながら
考えています。

なんとなく、「こんなことを書こうか
な」というものはあります。

書いているうちに、全く違う内容に
なっていたり、「これを書きたい」
というのが思い浮かんできたり
するのです。

行き当たりばったりと言えるかも
しれません。

私の場合は、とりあえず手を動かさな
いと、前に進んで行かないのです。

そのため、タイトルは、内容を見て
決めることがほとんどです。

今回は、タイトルが先に決まり
ました。

書きたいことがあるのです。

数日前から決まっていたのですが、
内容が煮詰まらず、書けていません
でした。

今日こそ書こうと思います。

(笑)。

タイトルは、「先立つ想い」です。

あなたは、日々、反省をしている
でしょうか。

信仰を持つ人にとっては、習慣になっ
ていることだと思います。

反省のない日はありません。

悪いことをしたら反省するというの
が、一般的な反省かと思います。

反省はそれだけではありません。

「今日という日を、より良く過ごす
ことはできなかっただろうか」。

こうした、積極的反省と呼ばれるもの
もあるのです。

私たちは、みな、無限の向上を目指し
ています。

自覚しているか、していないかを
問わずです。

無限に向上していくわけですので、
反省にも終わりはないわけです。

このように偉そうなことを言っている
わたしですが、まだまだ、反省が
習慣化できていません。

その都度、その都度、自分の言動に
ついての反省は行います。

ただ、一日の最後に、自分の一日を
振り返って、第三者の目線で行う
反省はできていません。

その都度、その都度振り返ることも
大切ですが、まとまった時間を
とって行う反省も大切です。

現代人は、静寂な時間を取れない
と、よく言われています。

30分でも、一人静寂な時間をとっ
て、一日を振り返る反省を習慣に
したいですね。

それが、自分の発展に繋がっていき、
より良い人生を生きるヒントに
なります。

話が脱線してきたので、
戻しましょう。

(笑)。

しっかりとした反省の時間を取らなく
ても、自分の言動を振り返ることが
あると思います。

些細な言動でも、あとから振り返ると
「失敗だったな」と思うことが
あるのではないでしょうか。

例えば、「あのとき、チョコレートを
あげたけど、チョコレート好きじゃ
なかったかな」とか。

「あのタイミングで、あれは言わない
方が良かったかな」とか。

「偉そうなことを言ってしまったかな」
とか。

振り返ってみると、たくさんの失敗を
重ねてしまっているように感じます。

そのときに、注目すべきところは、
自分のとった言動ではありません。

その言動を引き起こした、
自分の「想い」です。

言動というのは、目に見える外の
世界です。

外の世界に出てくるまでには、
自分の内の世界があります。

自分の内の中にある想いが、自らの
知恵を通して、言動として外の世界
に出てくるのです。

私たちは、どうしても目に見える世界
で、物事を判断してしまいます。

つまりは、自分の言動に注目して、
良いか悪いかを判断してしまう
ということです。

ただ、注目すべきは、目に見える言動
以上に、目に見えない「想い」なの
です。

自分は、どういう想いで、その言葉を
発したのか。

どういう想いで、その行動を選択した
のか。

その「想い」にこそ、注目していただき
たいのです。

あなたが、発した言葉で、友人を傷つ
けてしまったとしましょう。

「友人を傷つけてしまった」ことに
注目して、反省を行うと思います。

その時に、自分はどんな想いで、
その言葉を発したのかということを
振り返るのです。

「友人に腹が立って、傷つけてやろう」
と思って発したのか、

「友人に少しでも変わって欲しい、
間違いに気づいてほしい」と思って
発したのか、

「友人に、より良くなってほしい」と
思って発したのか、

この想いの部分を振り返ることが、
重要なのです。

その想いにおいて、相手への愛が
あるのであれば、それで良いの
です。

私たちは、無限に向上していくわけ
ですから、知恵というものも、
無限にあるわけです。

そのように考えると、実際に、自分が
とった言動というものは、知恵が足り
なかったとみることができます。

そういう意味では、「知恵が足りなか
ったな」、「もっとうまく伝えるため
には、他に言い方はなかったかな」
という知恵の反省は必要です。

ただ、根本は、その言動を引き出した
想いですから、まずは「想い」に
注目する習慣をつけることが
大切です。

反省においても大切ですが、
行動を取る前、言葉を発する前の
点検も大切です。

この行動は、どんな想いからするの
か。

この言葉は、どんな想いから発する
のか。

行動に先立つ想い。

言葉に先立つ想い。

この点検をしてから、実際の言動に
移せるようになれると良いなあ
と思います。

相手への想い100%であれば、
言動において、多少、知恵が
足りなかったとしても、
気にする必要はありません。

逆に、自分のためだけにとった言動
は、例え結果が良くても、反省する
必要があるでしょう。

先立つ想いの確認。

何か参考になることがあれば
幸いです。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

本日の一転語

~愛と反省はよき習慣の問題~

「愛と反省はそう難しいものではな
く、ある程度は習慣の問題です。

習慣として身につけてしまえば、
それほど努力しなくてもできるように
なります。

他人に愛を与える、他人に優しく生き
るというのは、習慣化されてくると、
ごく自然にできるようになります。

反省も同じであり、自分が間違ったこ
とを思ったり行ったりしたときに、
『これはいけない』と修正をかける
癖さえつけていれば、だんだんマスタ
ーできるようになります。

この二つに関しては、よい習慣を早く
身につけることが大切なのです。」
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す