動画でも本でも何でもいいですが、観たり聴いたり読んだりすると、それについて考えることがスタートします。もちろん何もしてなくても。
この考えるという行為は無自覚に、息をするように自然に起こってきます。
動画をそのまま観る、本を読む、話を聴くのではなく、そのことについて考えて、出てきた解釈で、判断や行動することも多いかと思います。
その考えのもとになるものは、過去の経験であったり、学んできたことがほとんどではないかと考えています。
考えることは、人間ができる知的で優れた行為であるというイメージですが、
考えることで、可能性も作りますが、同時に限定も作り始めてしまいます。
自身で作った限定に無自覚な方が多い印象がありますが、僕だけでしょうか?
そこに無自覚であれば、出てきた考えに支配されることが多いと言えると思います。
考えはあなたではありません。考えは考えでしかないんです。
考えをあるようにしているものに意識を向けてみてください。
このブログを読んで何か考えが出てきたとしたら、考えが出てきた先に意識を向ける。
わかった・わからない・バカらしいなど、どのような考えが出てきても良いですが、その考えに意識を向けている間は、考えに影響されてしまいます。
わかった!と子供が言ったのであれば、その言葉でなく子供の方に目を向けてみてください。
考えるという行為は実は制限をかけている、何かを手放そうと考えているうちは、手放せないです。
手放したいことではなく、握っている方を観る。
そんなことを続けていくと何か起こるかもしれません。
同じことばかり書いてますが、セッションでも同じことを言っています(笑)
悩みを少なくしていくには、悩みをあるようにしている私に気づくことからです。
山の上から街を眺めると、何でも小さく感じるものです。