「好き」と「愛してる」

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こんにちはhiroyukoです。
今日のタイトルは36歳のパパが書き綴るようなモノではないのかもしれません・・・

「好き」と「愛してる」ってどう違うのでしょう?
何となくですが、好きの最上級が「愛してる」みたいなイメージを持ってませんか?

私も1年ほど前まではそうだったのですが、今は違う考え方をしています。

「好き」は、花を見るのが好き(育てるのは好きじゃないけど)
      犬が好き(飼ってお世話まではしたくないけど)
そんな感じです。花を見たり、犬と触れ合うことは好き。
でも、実際に育てたり飼うとなると結構大変です。
花を枯らさないように水をやり、日光浴をさせたり、虫がついたら取り除いてあげないといけない。
犬の便や食事のお世話などして、ノミがつけば取り除いて、病気になれば動物病院へ連れて行き看病する。
「好き」は一般にそこまで含んでいないように思います。
人間に置き換えると、彼氏や彼女の表面的な部分は良い。でも、実際に同棲や結婚して共に生活をすると、性格や癖、考え方など嫌な側面が見えたりする。
暴力などはないにせよどうしても耐えられない、生理的に受け付けないものがあると「好き」という感情が薄れていく。
仲が良い時は「愛してる」なんて言い合っていたけど、最近はない。

このようなレベルの話が「好き」なのかなと思っています。

「愛してる」とは、相手・モノなどの対象の嫌な部分も含め認め、それを忍耐強く改善する方向へ促していくことだと私は思います。
人間だと、「あなたに○○されるのが本当に寂しい。」「○○された時とても嫌な気持ちになる」など自分の気持ちを相手に伝え、それを改善していく方向に促す。例え何度も何度も裏切られようとも、何度も何度も気持ちを伝えていく。
これはとても心が痛む話ですし、辛く困難なことだと思います。
でも、これが「愛してる」ことなんだと思います。
「愛する」ことは技術です。
技術である以上、誰でも身につけることができます。
エーリッヒ・フロムという方が書いた本「愛の技術」はまさにそのことについて深く書かれています。愛についてお悩みのかたは是非一読してもらいたいです。
愛する「技術」を持てばいかなる人をも愛せるということです。

余談ではありますがセックスは動物的な「愛」です。子孫繁栄のための「愛」です。人間の「愛」とは上記のとおり、困難をきわめるものです。。

「好き」の最上級が「愛してる」ではない・・・ですね。
「好き」は感情であり、「愛してる」は技術であり、決意です。

二人が愛し合うことができれば、本当に幸せなことだと思います。
仮面夫婦、熟年離婚・・・
愛する技術を学び、本当の幸せを手に入れませんか?
私も、未熟ながら愛の技術を学び中です・・・

最後までお付き合いただきありがとうございました。。

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