いつでも存亡の危機
記事
ビジネス・マーケティング
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変化反対!変化反対!
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いまコロナ事変によって
時代は大きく舵を切っているのが
みえています
オンライン化を始め
多くの状況でパラダイムシフトが
迫られ・行われています
時代の転換といえば・・
幕末の武士の
アイデンティティであった
丁髷や刀がなくなってしまうことや
産業革命によって
丁稚奉公のように
靴職人に弟子入りして
何年も住み込みで
職人になる人の育成が
全て機械化されて
皆一律の工場作業員になっていった
時代のうねりは
民衆の反発があったことは
容易に想像できます
「俺たちの仕事や立場がなくなるだろ!
変化反対!変化反対!」と・・・
でも時代の大きな流れには
逆らえなかった・・
エジソンが発明した電話が
世に出るときにも
「そんなもの流通したら
人と会う価値が失われていくだろう!」
変化反対運動に
もれなくあっていたそうな・・
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小さな変化が大きな変化の耐性
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われわれは大小あれど
変化がとてつもなく嫌なんです・・
元を辿れば
変化=死ぬかもしれないという
生命への危機感が
DNAに深く刻まれています・・
普段から小さな変化に
自分を慣らしていない人は
これからの時代のうねりに
もっとストレスに
感じてしまうかもしれません・・
時代が大きく変わってきている
変化の圧を感じながら
変われない自分との差異に
耐えきれなくなると思うのです
明日からでも遅くありません
仕事の帰り道を
いつもとちょっと
変えてみてください^^
そんな小さな変化から
大きな変化への耐性が
身についていきます
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都市国家シンガポール
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そんな変化という
存亡の危機に晒され続けてきた
小国があります
都市国家シンガポールです
2018年の
イギリス高等教育情報誌
タイムズ・ハイヤー・エデュケーションで
アジア大学ランキング一位になった
シンガポール国立大学があります
シンガポールの国土は
東京都とほぼ一緒の
面積でしかありません
シンガポールは
イギリス領でもあり
日本の統治もありましたし
マレーシアからの分離といった
歴史を経て独立をしましたが
常に国の存亡危機があるベースな国民ですから
世界の情勢がいまどうなっているのか
いつも先の未来に目を光らせて
叡智を集めていたようです
そんな存亡の危機感が
あったからこそ
時代のうねりがどうであろうと
成長発展を遂げていくことが
できていると思うのです
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いつでも存亡危機にある
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私も先日
存亡の危機を
目の当たりにしました
ハッと気づいたら
さっきまで足元にいた
1歳3ヶ月の息子の声が
消えていることに気づきました
家中駆け巡ってみると
2階にある遊び部屋に
1人で階段を登っていたのです
さらに自分の身長の
倍以上あるジャングルジムの
てっぺんに今登頂するであろう瞬間に
背中に手を添えることで
存亡の危機に間に合ったのです (笑
もし誤って
階段を踏み外してでもいたら・・
もしバランスを崩して
ジャングルジムから少しずれた
マットの隙間の地面に
頭をぶつけてしまっていたら・・
いつでも
死と隣り合わせにあるよな・・・
いつでも存亡の危機にあるよと
思い知らされたのです
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ヒリヒリした危機感
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仕事においても
いつパートナー会社から
「ほな、明日から
パートナー関係終了で」とか
お客さんが
明日からいなくなっちゃうんじゃ・・とか
収入がなくなって
来月こそ家族を
食わせていけなくなるんじゃ・・
交通事故を起こして
動けなくなっちゃうんじゃ・・
たしかにそんな
ヒリヒリした危機感があるからこそ
13年も独立して
家族5人分を養えるくらいまで
発展させられたと思うし
危機感知センサーがなければ
人間的成長もなかったと思います
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祖先は変化に順応してきたじゃないか
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シンガポールと自分を同一視は
おこがましいですが
シンガポールも私も
そうせざるを得なかった・・
そんなヒリヒリしたことばかりが続く
環境だとわかっていれば
選択しなかったかもしれない・・
でも深いところで
そんなヒリヒリした
変化に負けない環境に
身を置くことが
自分も国も進歩成長させてくれると
わかっている気がします
我々が今生き延びれているのは
祖先が変化に順応できたから
今を生きれている
だからまずはそこに誇りを持って
変化への耐性をより一層
身につけていきましょう〜