2代目3代目社長 ”自分らしく”できていますか?

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経営者の皆様、おはようございます! 

創業者はカリスマで、2代目・3代目は会社をつぶすというイメージを持っている方も多いかと思いますが、ユニクロ・タニタ・ヤマト・スズキ・任天堂。これらの会社は、2代目、3代目が大きくした会社です。

 ユニクロは、山口県の紳士服店から、ファストファッションへ転換し、今やアパレル企業価値世界No1。 タニタは健康を”はかる”から、健康を”つくる”へ方向転換し、タニタ食堂がヒットしましたね。ヤマトは運送会社から"宅急便"を開発、スズキは、軽自動車”アルト”を全国統一価格で販売で売り上げを大きく拡大。任天堂は花札から、”ファミコン”を発売し、世界のNintendoになりました。

 私が現在お付き合いさせて頂いている社長様は、ほぼほぼ2代目、3代目の社長さんです。自分らしく楽しそうに仕事をしている方もいらっしゃいますが、結構多くの会社で、先代がまだ会長として残り、権威を持っていらっしゃいます。

 とても窮屈そうですね。。。。

今や時代の進化のスピードは、どんどん加速しています。シャッター街を見るたびに、ほぼ毎日のようにアマゾンに注文している事と比較してしまいます。
AIやIoT、3Dプリンターの進化。家も車も、15-20年後には価格は1/5になっているとの予測もあります。

 また、急激に会社にとって何が重要なのかも変わってきました。株主への利益還元よりも、地球や社会への健全性を実行する事が重視されてきています。世界の常識を知ることがとても大切だということが、オリンピックであらわになりましたね。

 2代目、3代目の方々は、海外で勉強された方々も多く、その点海外の障壁も低いですが、日本の規制や特殊な市場の壁と戦うご苦労をよく目にします。
 ダーウィンの言葉、 「生き残るものは強いものでは無く、変化に適応したものだ。」ここで言う”もの”は、進化論からすると、いきものの事ですが、会社もいきものですよね。

 2代目、3代目の経営者の方々も、ダーウィンが言ういきもののように、もっと変わっていく必要があると思います。会社を変える必要があると思います。そのためには、自分がやりたいこと、好きな事、強い事をやればいいんです。

 タニタの3代目社長さんは、学生の頃は親に反発し、大学も行かずに料理の専門学校に行ったそうです。でも、結果として、タニタ食堂につながったんですね。好きな事、得意な事をやることが、自分の人生を楽しく生き、結果として会社を成功に導くのだと思います。

 但し、会社は使命(Mission)をもって、夢や理想(Vision)を社員とお客様と達成するためのものです。経営理念はきちんと策定し、社内に浸透させるうえで、会社全体で夢を追いかけていく事を忘れてはいけません。
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