御社の「社内炭素価格」は? 早めに実行してみましょう!

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ビジネス・マーケティング
経営者のみなさま、おはようございます。

本日の日経新聞1面「炭素排出量で投資選別」とあります。炭素排出量に対し、コストを仮決めし、投資の決定に使う、という事ですね。

今後それは「炭素排出量で取引先選別」に移行します。早めの炭素排出量を組み込んだ経営の実行をお薦めします。

現在の欧州での排出量価格は、ざっと、7000円/tです。 たとえば、トラックで軽油を1,000L 使うと=Co2排出量は2.58t。 18,060円のCO2排出権を買う必要が将来出てくるかもしれません。製造コストに乗せる必要が出てきます。

 先ず、会社として始める事は、現在の状況から、どれだけCO2の削減ができるか? です。

 物流や消費電量はわかりやすいので、社員の皆様とCo2削減プロジェクトを推進していく事で、みなでCO2削減の意義や方法を考える事が出来ます。通常の仕事以外のプロジェクトチームを組んで実行することは楽しいですよね。!

 例えば電気をグリーン電気にする場合、当然電気の価格が上がってきますが、Co2の排出量価格7000円/tをコストに入れた場合、どちらが安くなるのか? で投資をするかどうかを決めていく事が出来ます。

 本日の日経新聞では、社内炭素排出量価格(ICP Internal carbon pricing)を会社ごとに独自に設定しておりますが、私としては社内為替レートを設定するように、実際の欧州レートに合ったICPを年間ベースで決定していく事をお薦めします。

 Co2の削減はアイディア次第でコストもかけずに実行する事が出来ます。そのノウハウが将来の大きな投資になります。CO2削減方法や知識そのものが御社にとっての大きな投資となります。
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