傾聴

記事
ビジネス・マーケティング
顧客、取引先の求めに傾聴し、要求を把握してください。
①いつ
②どこで
③誰(何)に対して
④どのようなことが発生したことに対する顧客、取引先のご不満であるのか。その把握に努めます。

求めていることは言葉に現れていない可能性もあります。同じクレームでも顧客、取引先によっては要求レベルが高かったり低かったりもします。「何を求めていらっしゃるのか?」が理解できるまで徹底的に傾聴してください。
傾聴する時にはこちらの主張は抑えて、まずは顧客、取引先の訴えに集中してください。こちらからの返答を考え始めると傾聴よりも返答のアクションに脳のリソースが奪われ、聴く能力が低下します。

私達の理解が顧客、取引先の仰りたいことと合致しているかどうかを確かめるため、必ずバックトラッキング(オウム返し)で復唱して確認をしてください。違っていれば、誠実な対応を続けながら理解のギャップが埋まるまで繰り返します。

対応しているうちの一人は聴き役、一人が情報をまとめる役に分担をすると効率的です。

なお、メモを取る際には顧客、取引先に一言、「顧客、取引先のお話を理解させていただくためにメモを取らせていただいてもよろしいでしょうか?」と伝え、承諾を頂いてからにしましょう。承諾の無い場合は記憶していくしかありませんので若干難易度が上がります。電話口での対応の場合には特にお断りする必要は無いかもしれませんが、メモは取るようにしましょう。動画撮影については肖像権などプライバシーの管理レベルがかなり高くなります。お客様が怒っていらっしゃる姿を録画すること自体が失礼に当たります。動画に撮りたいところですが、原則としては避けましょう。ただしウェブ会議システムなどでクレーム対応する際には、「サービスの質の向上のため…」とお断りすれば許可をいただける可能性は比較的高いようです。


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