不正競争防止法

記事
ビジネス・マーケティング
最後に関連法令について触れておきます。

不正競争防止法

公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、不正競争の防止を目的とする法律。企業が持つ秘密情報が不正に持ち出されるなどの被害にあった場合に、民事上・刑事上の措置をとることができます。

そのためには、その秘密情報が、不正競争防止法上の「営業秘密」として管理されていることが必要です。

有用性 当該情報自体が客観的に事業活動に利用されていたり、利用されることによって、経費の節約、経営効率の改善などに役立つものであること。

秘密管理性 営業秘密を保有する企業は、秘密の管理方法を明確に示し、従業員などがその管理方法を理解できるようにする必要がある。

非公知性 保有者の管理下以外では一般に入手できないこと

この法律に違反した場合に罰則があります。営業秘密の不正取得・領得・不正使用・不正開示のうち、一定の行為について、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金(又はその両方)を科すこととしています


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す