機密情報が流出した際のリスク

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ビジネス・マーケティング
機密情報が保護されない場合、どうなってしまうのでしょうか。流出した際のリスクを考えてみましょう。
まず企業の経営不振に発展するリスクがあります。情報流出が起こると、企業のセキュリティ意識や社員教育の質を問われ、信用の失墜を招きます。
信用がない会社とは取引ができないと判断する取引先も出てくることも予想されます。そして信用は一度失うと回復するまで時間がかかる上、信用がなければ仕事は生まれません。
2つ目のリスクは情報漏洩に対するペナルティーが発生することです。
機密情報には自社内の情報だけではなく、取引先の機密情報も含まれますので機密情報守秘義務違反や個人情報保護法違反等が問われます。機密情報が流出した際には漏洩の範囲を特定するための調査などの各費用に加え、損害賠償など金銭的な対応にも追われることになります。また被害が広範囲に及ぶ場合、謝罪広告を出す費用が数千万円から数億円に拡大する恐れもあります。共同開発会社など協力先や取引先から預かっている情報や技術、ノウハウや技術の漏洩による優位性の喪失に直結し、非常にな損害賠償を支払う必要が出てくる可能性もあります。
このように金銭的なダメージが膨れ上がると、倒産に至るという最悪な事態にもなりかねません。
管理者としては情報流出のリスクには常に目を光らせている必要があります。

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