[新人研修] 8.エジソンは失敗しない?

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ビジネス・マーケティング
とはいえ失敗するのは嫌なものです。しかし沈んだ気持ちのままでは良い仕事ができなくなります。気持ちを切り替えましょう。

 発明王エジソンはそもそも考え方が違いました。彼は実験の中で膨大な数の失敗をしています。しかしエジソンは「999の失敗」をしたのではなく、「999のダメな方法を立証した」と解釈していました。エジソン的解釈では、失敗は失敗ではなく、成功しない方法を学ぶことなのです。
最初に話したように人の脳は錯覚をするメカニズムを持っていますので、私達は必ず失敗をします。しかし失敗から学習をすることで同じ失敗をしにくくなり、また失敗してもそのダメージを最小限にできるようになります。
 どうせ最初は力加減(うまく手を抜く方法)もわからないのだから何でも全力スイングが正解。その結果、失敗して怒られることはありますが、そこから学べば自分が成長できるのです。長い目で見れば、ルーキー時代の失敗は得しかありません。

(雑談ネタ)
臨床心理学者であるリチャード・ベドナーとスコット・ピーターソンは自尊心に関する共著の中で、コーピング(失敗の危険を冒しながら、困難なことに積極」的に対処しようとすること)が自信を強めると報告しています。

 失敗を恐れて挑戦を避けていると「自分は困難なことや失敗に対処することができない」というメッセージを自分自身に送りつづけることになります。その結果、自尊心が損なわれます。

 困難に挑戦することは、「自分は失敗を恐れない」というメッセージとなり、心を強くしてくれるのです。
(雑談ネタ2)
ハリーポッターシリーズの生みの親であるJ・K・ローリングは失敗についてこう語っています。

 失敗がなければ自分自身について深く学ぶこともできなかったでしょう。(中略)失敗からより賢く、強くなったということに気づけば、これからもずっと生き延びていけると自信をもつことができます。人は逆境で試されて初めて、真の自分自身や人間関係の強さを知るのです」

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