心配したところで何の得にもならない・上

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『その心配がもし解決できるのなら、心配する必要はない。解決できないのなら、心配しても仕方がない。結局、どちらにしても心配したところで何の得にもならない。』(ダライ・ラマ14世)

私達は一日にいくつものことをあれこれと心配します。これは人類に備わった生存本能に起因するものですから、生きていく限り心配事が無くなることはありません。一つの心配事が終わっても次の心配事は必ずやって来ます。上手に付き合っていくしかありません。

心配事は誰にでもあることですが、それをポジティブに物事を考える人もいれば、ネガティブに考える人もいます。当然、ポジティブな人はネガティブな人よりも心配事は少ないわけですが、アンラッキーなことが起きる確率が人によって大きく異なるわけではありません。さらに心配事の90%は実現しないという統計データもあるように、心配事の殆どは発生していません。心配事が多いか少ないかは、その人の捉え方でしかないということです。

心配事や不安に対しては、その事が現実化しないように対処してしまうことが一番です。解決できることがわかればその時点で心配事は無くなります。まさに「心配する必要がなくなる」わけです。ボジティブな人は心配事は自力で解決するか、他人に頼って解決するかをうまく判断することができます。

(明日に続きます)
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