管理職の役割

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「日報を提出しても何の返事もない。」
ある若手社員が退職したいとの相談の中で口にした言葉です。せっかく入社してくれたのに、いきなり放置。これではやる気を無くしても当たり前です。
私は自分が責任を負うべき人がどんな気持ちでいるか常に気になっています。ですから日報などが提出されればすべて目を通し、全てにレスポンスします。すぐに返答できない時にはは少し時間をもらって、それでも必ず返す。これは上司として鉄則だと決めています。それができないなら部下を持つべきではありません。上司になるということはその人の人生を預かるということです。部下が伸びるも死ぬも上司次第です。ある調査では、出世する人の条件は最初の上司が優秀だったという結果も出ています。上司の存在は重要です。
私は人事担当ですので直接の部下ではなくても全従業員に対して一様に責任を帯びる立場です。しかし上司部下の関係で直接的に管理する対象は数名しかいません。ですが新人教育期間中は全員が総務部付となりますので、その間は全員の日報をくまなくチェックします。一人の日報を読んでコメントを書くのに最低でも5分。昨年春は6人を受け持ちましたのでそれだけで30分はかかります。でもそれをやってあげないと入社したての若者をいきなり路頭に迷わせてしまいます。必要があれば対面で話をして課題や悩みに一緒に向き合います。
私の記事を読んでいただいている方には、「そんなの当たり前じゃないか。」と思う人が多いと思います。しかし現実にはこうしたちょっとしたレスポンスができない人が多いのです。特に私世代より上の男性は要注意です。上司は会社の中での役割、機能でしかありません。それを果たせないなら無責任に職責を負うべきではないと思います。プチおこ案件です。
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