[共感するチカラ編] 11.違いを認識する② 性別による差

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ちょっとデリケートな話題ですので、今回も他の方の見解を借ります。ネットでも話題になった、ゆうきゆうさんの『マンガで分かる心療内科』によれば、《原始時代、男達は命がけで狩りをする中で解決を目的とした会話能力を優先してきました。一方、集落で留守を守る女性にはコミュニティーの中で孤立しないために共感力が最重要だった。》とあります。

何か問題が起きて、それについて話をする時、男性はすぐに解決策を提供しようと考え、一方で女性はまずその大変さや不安な気持ちを共感することを求めるという話はよく聞く話です。女性は「話を聞いてほしかっただけ」なのに男は「一生懸命に解決策を考えてしまう」という恋愛や夫婦関係のお悩みでよく話題になるアレです。職場でもこれを原因としたコミュニケーションミスは当然に生じます。もう少し端的に、男性は結果承認、女性はプロセス承認を求めるという言い方もあります。考えるプロセスが異なるということは、ベースになる共通認識も異なりがちだということです。

この違いを認識しておかなければ意思疎通に齟齬が出るのは当たり前。相手も自分と同じだとの思い込みはコミュニケーションミスの原因のひとつです。

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