[聴くチカラ編] 10.聴くスキル コーチング(前編)

記事
ビジネス・マーケティング
代表的な聴く技術として、カウンセリングとコーチングがあります。カウンセリングは精神状態がマイナスにある人を±0付近に引き上げることを主目的とする技術。コーチングは±0付近からプラスに引き上げ、より良い状態に導いていくことを主目的とする技術です。
専門的な技術なので、ここで全てを習得しようというのではありませんし、私自身も専門的なトレーニングを受けたわけではありません。ただエッセンスを知っておくだけでも充分に役立ちます。ここでは治療的要素のあるカウンセリングの説明はあえて避けます。その分、コーチングについて簡単に説明します。
コーチングで大切なことは、相手が潜在的に抱えている課題や問題点や悩みを聞き出し、その人が持っているアイデアを実行できる状態にまで明確にすることです。自分の知識やアイデアで相手を導くことは、それが必要な場合のオプションとして使う程度です。逆に言えば、手持ちのネタの少ない人にでも実践できるということです。付け焼刃でもやってみることで、聴く能力に歴然とした差が生まれます。私も20代のころから意識的に取り入れていますが、効果は抜群だと感じています。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す