[聴くチカラ編] 08.聴き方の基本の「キ」 ⑤口で聴く

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体で聴く方法のひとつに頷きがありますが、ただ頷くだけなではなく言葉もつけましょう。「はい。」「いいえ。」「そうですか。」「なるほど。」が代表格です。これだけも良いのですが、この程度の言葉であれば相手の話を真剣に聞いていなくても言えますよね。ですから、「聴いているよ」ということをより相手に伝えるためには工夫が必要です。
決して難しいことではありません。相手の話したことをオウム返ししてあげるだけです。聴いたことをそのまま繰り返して相槌をうってあげれば良いのです。
例えば「私、この前財布を落としちゃったんだ。」という話に対しては、「そうですか。」だけではちょっと冷たい印象になります。一方で、オウム返しの返事はこんな感じになります。
「え?財布を落としちゃったの?」
どうでしょうか?相手の言葉をオウム返しするだけで受ける印象が断然変わりますよね。ただし、この返事は相手の話をきちんと聴いていないとできません。あなた自身が話を「聴く」ためのトレーニングにもなります。ぜひ、普段の生活の中でも意識してやってみてください。
耳、手、顔、体、口。聴くことは高等技術ですから、全身をフルに使いましょう!

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