[聴くチカラ編] 07.聴き方の基本の「キ」 ④体で聴く

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4つ目にジェスチャーです。まずは頷くことです。浅い頷きは「ずっと聞いているよ」を伝え、大きな頷きは「なるほど」「わかったよ」「大変だったね」などを効果的に伝えます。
身体の姿勢も相手に様々な情報を伝えてくれます。身を乗り出せば強い関心を伝えますし、ふんぞり返れば驚きや考えさせられていることを伝えることができます。逆に斜めを向いたりすれば関心の薄れている印象を与えてしまうかもしれません。腕組みは拒絶を意味することもあれば、思考中であることや自己防衛の共感を伝えることもあります。
指も表情が豊かな体のパーツです。動かし方によってさまざまな情報を相手に伝えます。Yes,Noはもちろん、疑問や質問、おどろきや喜びなど、かなりの内容を伝えることができるのです。
前回も言ったように、脳が処理する情報の大半は視覚情報です。ですから体を使って、言葉だけでは伝えきれない情報を相手に届けましょう。日本人は会話中の体の動きは少ない方だと言われますが、相手に伝えるにはできるだけ体全体を使ってはっきりとしたリアクションを心がけてください。はっきり認識してもらえる反応をしましょう。
※実際の研修ではここでロールプレイを入れて練習します。

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