[聴くチカラ編] 06. 聴き方の基本の「キ」 ③顔で聴く

記事
ビジネス・マーケティング
例えば無表情にじーっと身動きもせずに相手の話を聞いていると、相手には「この人、私の話に関心が無いのかな?」という印象を与えてしまいます。聴く時には表情も大切です。私達は情報を目からも取り入れているのです。実際、脳が処理している情報の80%は視覚情報であるとの研究もあります。余談ですが、勉強やデスクワークで疲れて集中力が低下した時、目を瞑って視覚情報を遮断して少し瞑想すると脳をリフレッシュさせることができます。
話を聴くことに戻します。顔で聴くポイントは目線と表情です。まずは目線。意識的に相手の目を見ましょう。ずっと凝視していると互いに気まずいので、要所要所でしっかり目を見てあげれば大丈夫です。何しろメモを取ることもやっていますので、手元に視線を落とすこともあります。書きながら、相手のトーンが上がった時や、会話の切れ目、こちらが質問するときなどが目線を合わせるポイントです。
そして表情。基本的には穏やかな微笑みを浮かべながらであれば相手に安心感を与えられます。悲しい話の時は悲しい表情を一緒にしてあげましょう。要は言葉にはしなくても「同じ気分でいますよ」という共感を伝えることが大切です。
※実際の研修ではここで表情豊かに聞く練習をします。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す