コミュニケーションのお悩み相談(上)

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ビジネス・マーケティング
先日、勤め先でコミュニケーション研修を実施しました。昨日、その参加者の一人であるAさんと面談をしました。内容としては退職者が続き、Aさんの負担が増えていること。同じ研修を受けた他の社員Bさんが「何か手伝えることはありますか?」と声をかけてくれるようになったけど、その人自身も忙しい人なので、「悪いな…」と思って頼めないということでした。

Bさんは口数が少なく内向的な性格です。あ自分から意思表示をすることは少ないのですが、数年内に役職に就きたいという意欲を内々で抱いています。そこでコミュニケーションに対する苦手意識を少しでも改善するために研修を受けてもらったというわけです。

その人付き合いが苦手なBさんが、自ら他のスタッフに声をかけるという努力を始めていることが知り、まずはそれについて嬉しく感じました。何らかの研修を受けても、そこで学んだことを実践するのは一割程度というデータがあります。その狭き門をくぐったことも立派ですが、苦手なことを克服しようというアクションはさらにハードルが高いことです。Bさんがこの短期間で苦手に対する変化を起こしているというのは、それだけで称賛に値することです。
(明日に続きます) 

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