🟣がんはなぜ起こる❓
「健康に長生きしたい」と切望している人は多いと思います。
40代からの死亡原因は不慮の事故と自殺を除けば、殆どが何らかの
病気です。
つまり、死に至る病を防ぐことができれば、健康に長生きできることに
なります。
現在、死亡原因の第1位はがんで、3人に1人ががんで死亡しています。
そして、がんを発病している人は2人に1人とされています。
また、男性の60%、女性の45%ががんを発病しているというデータも あります。
死亡原因の第2位は心臓病で、第3位が肺炎、第4位が脳卒中です。
肺炎による死亡が多いのは、高齢者が増えているためです。
高齢になると、どうしても免疫力が低下していくので肺にもともと
棲みついている細胞やウイルスなどが増殖して炎症を起こします。
その結果、呼吸が困難となり死に至るのです。つまり、肺炎による死亡は
ある意味では老衰死に近いものと言えます。
この肺炎を除くと、死亡原因の殆どはがん、心臓病、脳卒中ということに
なります。
これらが原因で亡くなる人は全死亡者のやく55%に上ります。なので、
40代以降も健康に生きていくためには、これらの病気を防ぐことが
何よりも重要です。
がんの原因は、放射線、ウイルス、化学物質、紫外線などです。
これらが細胞の遺伝子を破壊したり変形したりするなどして突然変異を
起こし、その結果、細胞ががん化してしまうのです。
がん細胞が増殖したものが、がんです。なので、それらの影響を減らせば
がんを防ぐことは可能と言えます。
男性で多いがんは、胃がん、肺がん、前立腺がん、大腸がん、肝臓がん、
です。
女性では、乳房がん、大腸がん、胃がん、肺がん、子宮がんです。
このうち死亡者が多いのは
男性では、肺がん、胃がん、大腸がん、
女性では、大腸がん、肺がん、胃がんです。
中でも胃がん、大腸がんは消化器に発生するがんで、食べ物が関係
していると考えられます。
例えば、ハムやウインナーソーセージなどの加工肉に含まれる発色剤の
亜硝酸Naが大腸がんと関係しています。
また、明太子やたらこなどの塩蔵魚卵に含まれる亜硝酸Naは胃がんと
関係しています。
さらに、練うにに含まれるタール色素も、胃がんと関係していると
考えられます。
これら添加物が含まれる食品を避けることによって大腸がんや胃がんの
発生を減らせます。
🟣発がん性物質の摂取を減らそう
私たちの体はがんを防ぐための機能を持っています。