自殺の話(メンタルが弱っている方は読まないで下さい)

記事
コラム
「保健室まるみ」です。
ココナラで電話相談などを
やらせて頂いております保健師です。



今日は自殺の話を書こうと思うので、
読んで辛くなると思う方はここで
お止め下さいね。



今日書く内容は、
うつ病などの精神疾患で
医師の元で治療している方が
自殺(未遂・既遂)された場合に
限定させて頂きますね。


今日私が書きたいのは、
そういう事件があった場合の
周囲の方(家族、友達、職場の仲間、
恋人など)についてなんですが、



「昨日私があんな事を言ったから
こんな事になってしまったのかも
しれません」とか、
「私がもっと親身に話を聞いていれば
防げたのかもしれません」などと、
ご自分を責めるご家族、友人、
職場の上司・同僚、恋人の方などが
よくいらっしゃいます。



そういう方に私は
(そのお気持ちは良くわかりますが)
「それは関係無いと思いますよ」
「これが病気の症状でもあります
からね」
「どうぞご自分を責めないで
下さいね」
と声をかけます。




なぜかというと、
実際、うつ病で自殺未遂をなさった
方が治癒した後に
「あの時、どうして死のうと思った
のですか?何があったのですか?」
と尋ねると、



「それが、わからないんですよ、
どうして死のうとしたのか。
でもあの時は、それしか無いと
思っていたんですよね」
と照れ笑いされる方
結構いらっしゃるんです。




健康な方は、
「自殺する程悩んで追い詰められた
のだろう」と考えると思うのですが、
うつ病の症状で自殺される方は、
ちょっと違う時があるんです。




こっそり自殺未遂した次の日に
普通に出勤された方もありました。




つまり、自殺を試みたあの瞬間と、
1回睡眠をとって朝になった時の
その方は、
まるで別人になっていることが
あり得るということです。



そこが、病気の部分です。



ですから
今日私がお伝えしたいのは、
自殺という現象を見聞きした
皆さん、



悲しみは十分に感じて頂いて良い
のですが、
ご自分を責めるのは、
しなくて良いですよ、ということです。

そこに新たな不幸が始まることが
私は本当に辛いのです。

ではまた。
















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