催眠(ヒプノ)についての誤解の一つに催眠は超能力のような特別な能力だと
思われている方が多くいます。
動画などを見てると言葉だけで人を自由に操ってるように見えてしまうので
無理はないのですが・・・(って自分もやってます笑)
しかし!催眠は超能力のようなものではないのです!
れっきとした科学!歴史も古く18世紀ごろから頻繁に当時の医師達によって
研究されてきています!
体の痛みや心の病、神経症的な症状と広く催眠は使われてきました。
実は催眠はアメリカでは1950年代後半にアメリカ医師会という
とっても真面目な団体が大学の医学部で催眠の指導を行うことを許可する
ほどに学術的な扱いを受けています。
もちろん、アメリカでも催眠といえばインチキ、オカルトという印象を
持ってる人も多くいますが、日本との扱いには大きく差があります。
ただ18世紀当時も催眠はオカルトだインチキだという声も多くありました。
精神分析で有名なあのフロイトも催眠を使っていたことは
あまり知られていません。
しかし残念なことにフロイトは催眠が下手で「催眠なんてもんは使えん!」
といって催眠をやめてしまいました。
話によるとフロイトは大声で患者に対して威圧的に「眠れ!」というだけで
フロイトの剣幕に恐れた患者が寝たふりや催眠にかかったふりをしてただけで
治療は一向に捗らなかったとか。
フロイトが頑張って催眠練習していればもしかしたら今の精神分析の立場に
「催眠」が鎮座してもっとアカデミックな権威あるものになっていたのかと
思うと複雑な気持ちです。
まだまだエンタメやショー的に扱われている催眠ですが
現在では科学技術の発達とともに催眠にかかっている被験者の脳の画像を
調べたりして催眠現象についての解明が進んでいます。
どうやら催眠にかかっている人は脳の活動が通常の覚醒状態とは
違うということがいくつかわかってきています。
そんな催眠ですがスピリチュアル要素もたくさんあります。
前世をみたり、死後の世界をみたり
宇宙や神様とつながる感覚を得たりと
まだまだ不思議なことがあります。
しかしそれは催眠が解明されてないだけでなく人体そのものや
この世界、この宇宙がまだまだ解明されていないからだとも思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
円グラフはジョークです(笑)