開業する方、開業間もない方必見!!起業家に優しい新創業融資

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ビジネス・マーケティング
 本日のテーマは新創業融資。これは、日本政策金融公庫という政府運営の金融機関からの創業にあたっての融資制度です。
 民間の金融機関からは、創業当初は信頼が少ないため、借りづらいもの。日本政策金融公庫は政府の「起業を増やしたい」という方針に沿ってか、しっかりと貸してくれます。

1.新創業融資の概要

借りるための主な条件は以下の通り
・新たに事業を始める、または、事業開始後税務申告を2期終えていない
・自己資金の要件が融資額の10分の1以上の自己資金
(事業経験6年以上等の条件で代替可)

また、メリットとしては、
・無担保(担保なしで借りられる)
・無保証(自身が保証人になる必要がない)
・最大3000万円まで借りられる

です。特に無担保・無保証は大きいですね。担保や保証が必要だと、仮に自牛をたたむ際に手元に資産が残らず再スタートも厳しくなるので、まさに、チャレンジャーに優しい制度です。

2.新創業融資の実際

 筆者も実際に新創業融資の支援にかかわり、400万の予定を500万の融資にしたことがありますが、実際は表に出る要件よりも厳しい点があります。

(自己資金要件)
・実際は、1/3はないと借りづらいです。例えば1000万円借りたいとすると、条件としては100万円の手元資金で大丈夫ですが、実際は300万円はないと厳しいのが実態です

(金額要件)
・3000万まで出るケースは稀、と考えてよいでしょう。通常は300万~500万程度の融資が妥当な金額と思います。

実際は表に出る情報よりは厳しかったりもしますが、それでも、魅力的な制度には変わりありません。スタートアップの3割は、わずか1年で倒産するといいます。もし、立ち上がりは売上も立たないですが、もし、もう少し資金があり持ちこたえることができたら、倒産せずに立派な企業として成長していたかもしれません。企業にとって資金は生命線です。コロナのような特殊環境に置かれて、順調に見えた業績が急降下することもあります。

資金に多少の余裕があっても、いざというときのために手元に資金はほしいもの。開業される方、開業間もない方は、新創業融資を検討されてはいかがでしょうか?


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