頑張り屋のあなたへ

記事
コラム
今ドラマ「私の家政婦ナギサさん」が人気ですね。
バリキャリのアラサー女子がオジサン家政婦を雇って家をキレイにし食事を用意してもらいながら、仕事に恋に奮闘していくストーリーです。

後輩もできて仕事も任され、評価されるようになると仕事が面白くなっていきますよね。
忙しくても頑張れちゃうとついつい遅くまで仕事や仕事のための勉強をしてしまうし、1人暮らしだと食事もテキトーに済ませてしまうことも多くなりがち。
ドラマの主人公もそんな生活をしています。かつて激務で心を壊してしまった女性部下がいた家政婦のナギサさんに心配されても、ウザいと拒否って不規則で激務の仕事中心の生活を変えません。
そんな中、主人公はナギサさんの元部下を病院で見かけ・・・と話は進みます。

このドラマ、仕事を頑張っている人は共感するところもあると思います。
私もかつてはそんな感じの生活をしていました。激やせもして。
仕事が多忙なとき、「自分がやり遂げなきゃいけない」と思ったり、頼られることで責任感や使命感を感じたり、仕事が面白くて夢中になったりすると、不思議と疲れを感じなかったり疲れていても頑張れちゃうことがあります。
でも。眠れない、急に痩せた/食欲がない、体が鉛のように重く感じる、そんな状態が数か月以上続いているなら、それは要注意のサインかもしれません。

人間、何か月も不規則で厳しい生活には耐えられないと思います。
心や体が悲鳴を上げる前、必ずサインが出ます。それを見逃さないでください。
よく分からないという方は、何かいつもと違うという違和感を感じたらすぐに時間を作って休息を取ってください。
まずは体を休め、仕事に関係のない好きなことをする時間を作ってください。
好きなことをする気力が出ない時は、私がカウンセリングしますよ。相談なんかしなくていい、仕事の充実具合や不満など普段の様子を吐き出すことで心のガス抜きをしてください。もちろん他の人に相談しても構いません。
私は医師ではないので良くなるための治療はできませんが、私達キャリアカウンセラーは医師の診療が必要と判断した時は「リファー」と言って病院に行くことを勧めることもありますので安心してください。

心身が壊れたら、人によっては10年以上苦しむことになります。
もし周りの人で頑張りすぎている人がいたら、私などキャリアカウンセラーを紹介してください。カウンセラーというと身構える人も多いですが、「今の頑張りやスキルを踏まえた今後のキャリアの相談ができる」「自分のスキルを整理して今後どうしたらいいか相談できる」手段としてキャリアカウンセリングを勧めていただきたいと思います。
体を壊してしまってはなんにもなりません。ましてや会社は(制度はありますが)自分の人生まで助けてくれません。
仕事で充実していても、時々ふっと息抜きできる時間を作ることをお勧めします。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す