こんにちわ
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今日は思考や行動の抑制が招く危険性
。
そして正しく抑制を行うことで得られる効果についてをお話ししていきます
。
皆さんは【抑制】と聴くと
、どんなことをイメージしますか?
私たちは生活の中で様々な事を抑制をして、日々過ごしています。
衝動買いしそうになった時に自分を抑制したり、何かに取り組む時に他ごとを抑制したりと、時には何かを我慢,または強く禁止することによって生活のバランスが取れています。
仕事中には意識的にも非意識的にも遊びたい気持ちを抑制して…
学生の場合はテストや進学のために勉強を行うために、ゲームや動画鑑賞などを抑制しているでしょう。
このように抑制というのは目標達成のためや、自身が非行に走らないように認知機能として備わっています。
そんな抑制をするにはいくつもの方法があります。
①目標を設定することによる
,意欲向上や達成の経験
例…【テストで良い点数が取れたのは、あの時遊びを我慢したから】
②こうでありたいと思う強い意志
例…【頭が良くなりたい・良くなければならない】
③代替行動を設定することで抑制
例…【お菓子を食べたい衝動が出てきた時に歯を磨く】
このように抑制を行うことで、なりたい自分を目指したり、自分を維持していくことができます。
そしてその抑制は成果として自分に良い影響を与えてくれることもありますよね。
そんな抑制をするときに、実は気を付けなければならないこともあります。
人には多くを抑制する機能が備わっているのに対し、
その抑制を強く意識してしまうことで、抑制しようとしている思考や行動が活性化してしまうこともあるんです。
つまり【今日はゲーム禁止!】と強く抑制を意識することによって、むしろゲームをやりたい気持ちが強くなってしまうんです。
不安症の方に発生しやすい問題でもあり、悪循環になってしまうことも多いために十分な注意が必要です。
以前SNSにこのような問題に直面している方を見かけたことがあります。
不安症の方が、不安による強迫観念や行動を一切の禁止としている,といった取り組みをしている方がいました。
始めのうちは禁止をしているので、数日あるいは数時間の間は上手く抑制をすることはできるでしょう。
しかし、その禁止という抑制への思いがあまりにも強すぎるために、結果的には不安行動をとってしまい、
さらには不安行動をとった自分に対して強く非難し、またさらに強く禁止をする抑制取り組みをしていく…という悪循環を繰り返していました。
このように自分の意志または他人の意志による強い抑制は、抑制思考や行動を、さらに活性化させてしまうことが多くあります。
そして強い意志の影響で、失敗した時には強く自分を非難してしまうのも珍しくありません。
そのため何かを抑制する時、というのは正しく行わないと大きく悪化してしまうために正しい方法に取り組む必要があります。
ではどのように取り組めばいいのか?
☆1)抑制したい思考や行動に近いものを選択し、簡単なものから抑制の練習をしていく方法
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☆2)抑制頻度の調整をしていく方法
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☆3)抑制を達成した時には自分に相応の褒めをする
。
☆4)そして抑制に失敗した時は避難するのではなく、どうして失敗したかを検討するなど、色々な方法があります。
☆1)いきなり大きな目標だけを見ていると失敗してしまうことが多いため、自分にもできる範囲のものから取り組むのが大切です。
☆2)そして3日に1回だけ抑制しなくてもいい、であったり1週間のうち1回だけ抑制しなくてもいい
…といったように頻度を調整して自分のペースで取り組むことが成功の秘訣でもあります。
☆3)抑制の取り組みを続けていても達成感を得ることがなければ、その取り組みの価値を感じることができないので失敗してしてまうこともあるため、自分を褒めたり大きく息抜きをすることも大切です。
☆4)失敗した時は失敗したという結果だけを見るのではなく、どうして失敗したのかを考えることが大切です。
*その際には、どうして失敗したかというよりも、どんな時に成功していたかを考えてみるのもオススメです!
抑制は私たちにとっては、なくてはならない必要な機能です。
ですがその抑制にも正しい方法があり、間違った方法を行うと悪循環が長く続いて結果的につらい思いをしてしまうこともあります。
そのため抑制の練習をする際には、少し余裕を持って、強く考えすぎずに正しく取り組んでいきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!