プレゼン資料作成3つのコツ①

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ビジネス・マーケティング
仕事、プライベートの色んな場面でプレゼン資料を作ることがありませんか?
時には上司から「明日までに頼む!」なんて言われて困ることもしばしば・・

そんな時でも自分の型を持っていれば対処できます。

これまで何千枚とスライドを作ってきた中で、最近とても使えるなと感じているコツを3つ厳選してお伝えできればと思います。

①字体は游ゴシック、数字はArial
ゴシック、明瞭、明朝体をはじめ数多くの字体がパワーポイントにはインストールされています。

字体によって印象が大きく変わるので迷いますよね。基本はゴシックにしつつ強調時にはポップを使ってみたりと、選択肢は無限にあります。

ただその中でも私がお勧めするのは游ゴシックです。
一番使い勝手がよく、読みやすいからです。

何が使いやすいかというと、游ゴシックの場合は太字にしても文字が崩れません。
つまり強調するときには、太字もしくは大きさを調整するだけで、十分伝わります。結果的に文字のバランスがよく、美しいスライドができあがるわけです。

数字はArialをお勧めします。こちらも理由はみやすさです。私が作る資料では、グラフも必ず数字はArialに修正しています。

②カラーは3色以内で、派手な色は使わない
色んなことを伝えたくて、ついつい赤、青、オレンジとカラフルにしてしまいがちです。

ただ、カラフルなチラシを見て分かる通り、色んなところに目がいってしまい全然記憶に残らないことはありませんか?

原理は同じです。黒を基本としながら、強調部にはなるべく色調の落ち着いた色を選択すると良いです。

個人的には初期設定の赤はお勧めしません。色が強すぎるので、そこにしか目がいかなくなってしまいます。

例えば同じ赤でもユーザー設定で、バーを上に上げると彩度が上がり、明度が下がることで強さはやわらぎつつも、しっかりと主張できる色合いに仕上がります。

③アニメーションは基本的に使わない
アニメーションを使いたくなることあると思います。
中には上から、下から、グルグル回転して、魔術師のように使いこなしている方もいるかもしれません。

ただ、これもビジネス上ではあまりお勧めしません。
動きに意識がいってしまい、メッセージが全然届かない現象に陥ってしまいます。

プレゼンターの意図に反してしまいますね。
それでも使いたい場合は、なるべくパターンを少なくします。
例えばフェードでスライド一枚に1~2か所程度におさえる方がよいでしょう。

今回ご紹介した内容は私も実際に経験して、陥った罠です。
最初はよかれと思ってやっていたのですが、色んな書籍や、達人の意見を聞いたり、プロフェッショナルのスライドを参考に実践を積むことでスキルを磨き続けています。

お陰様でスライド作りにはお褒めの言葉も頂くことはありますが、まだまだ改善余地があると感じています。

それだけパワーポイントは奥深さがあり、面白さもあります。

同じ内容でも作りこみ方が変わるだけで、伝わり具合が変わるなんて不思議ですよね。

お伝えしている内容はビジネス向けなので、プライベートで使うときは気にせずに楽しんでください。

また別の機会にご紹介していないコツをお伝えできればと思います。

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