仕事を進めていて、気づいたら目の前のタスクをこなすことで精一杯になることってありませんか?
その結果、結局自分がやったことが何のためになっているのかよく分からなくなる、なんてことも珍しくないかと思います。
残念なことに、その状態に陥ると、やる意味がなかったという現象が起こります。
極力無駄なことはなくしたいですよね。
ではどうするか?
実は作業に取り掛かる前に勝負は決まっています。
このように自分、同僚、上司へ問いかけてみてください。
「この仕事をやることの目的は何か?」「タスクを終えた後にどのような行動をおこしたいか?」
この2点をおさえておけば、確実に仕事の質があがります。
基本的に全ての仕事にはやる目的があります。
例えば、よくご依頼を頂く市場調査では「市場動向を理解することで、新規参入するかどうかを判断する」や「競合調査を行うことで、価格やプロモーション戦略を考えたい」といった目的を伺うことがあります。
ここがはっきりしていないと、「とりあえず市場調査をしてほしいのでよろしく!」で引き受けると、隅から隅まで調べることになります。時間が掛かる割に、どこに焦点を持っていけばよいかがわからず、無駄な情報で溢れかえってしまいます。
そうすると、So what?「で、結局何がいいたいの?」となり、何も行動が進みません。
社内の業務でも同じことが言えます。
ルーチンでやっている、分析作業があったとします。本当にそのタスクが意味を持っているか一度考えてみても良いかもしれません。
折角何時間もかけてやった仕事が、何にも影響していないって悲しいですよね。
目的が明確になれば、理由が生まれます、理由が生まれれば改善余地がみえてきます。改善余地がみえてくれば、より質の高い仕事ができるようになります。その結果評価に繋がります。
時間を無駄にせず、仕事をしていきたいですね。