飲食店を経営していると、やはり売上げを上げたいものです。
しかし、その売上げでお店は儲かっているのか?
そんな疑問をいつも感じている。
僕はコロナ以前までは大衆的な焼き鳥店を経営していました。
お店は、いつも満席で人件費がかかり食材費も多かったのです。
原価率は、35%~40%と少し高い目だったかな。
とにかく、仕入れから仕込み営業中も作業が多くて大変でした。
体力勝負でしたね。
しかし、1か月の利益を見てみると大してお金が残っていないのです。
「えっ!あれだけ頑張ったのに残るお金はこれだけ?」
なんて思ったことはありませんか?
絶対のそんなことがあったはずです。
なぜそんなに残っていないのか?
それは、簡単です。
その値付けに問題があるのです。
あなたのお店は、商品が安すぎませんか?
適正価格で販売していますか?
「だけど、周りのお店は安いお店ばかりだから、うちも安くしないと…」
なんて思っていませんか?
それが失敗の元なんです。
よそのお店に合わせても仕方がないじゃないですか?
飲食店の適正価格というのは、儲けが出て初めて適正なんですね。
僕のように焼き鳥店を経営しているなら、その焼き鳥1本の中には
炭の値段や串の値段、そしてそれを串うちしているあなたの人件費
そして、もし従業員がいるならその人件費までがコストなんです。
そのコストも入れないと利益なんて出ないのです。
すべてがコストなんです。
あなたのお店の家賃や水道光熱費など、払ったら赤字……
なんてことにならないようにしないといけません。
さあそれなら、どのようにしたら利益が多く残るのか……