世界はこの映画のような未来になる
とよく言われています。
もう既に1984の世界が現実化している
という人もいます。
あと25年で日本人が実質いなくなるという人もいます。
我々日本人は、戦争に負けて民主主義国家になりました。
西洋文化を取り入れて、着物を脱ぎ棄て、洋服を着て
今ある法律や、社会保障、国の運営、教育制度の殆どが
戦後GHQによって作られてきました。
日本におけるテレビの歴史は、まだ100年経っていない。
着物を脱いでからも100年も経っていない。
畳やふすまや障子の部屋を嫌い、洋式のフローリングに住むのも当たり前
かつて米国が日本に爆弾を落とす前に
紙と木で出来た日本なんか燃やしてしまえと言った程
草や木や紙で出来た日本の家も、今となれば少なくなった
床の間に花や掛け軸を飾り
嫁に行く時は花器(花瓶)を持参し、草花を愛でた日本人
今や床の間は物置き場に代わり
花嫁道具に花器を持参する人もいない。
合理的な思考は結構だけれど
文化まで合理的なのは、悲しい気がする
ブランド物を崇拝するように仕向けられていることに気づかず
購入して満足している自分は本当に自分自身なのか?
ジョージオーエルが描いた1984の世界が
あちらこちらで実現している気がしてならないのである。