我慢しすぎる自分に気づいた話(3)

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コラム

こんにちは。うららです。

今から4〜5年前だったかな、
ある美容院での出来事です。

シャンプーが終わり、カットが始まる直前に
「ちょっとお待ちくださいね」と言われ、
そのまま1時間以上ほったらかし

そしてこのときも、わたしは
持ち前の異常な忍耐力を発揮して
ただただひたすら待ち続けた。

雑誌も渡されず、
ケイタイも持ってなく、することがない。
それでも「瞑想するのにいい機会だ」なんて
のんきに構えてたんだけど・・・

ついに1時間を超えたとき、
なんだかしみじみ悲しくなって
涙がこみ上げてきました。

どれだけ自分に価値がないと
わたしは思っているんだろう。

こんな扱いされて
いいわけないじゃん!

もう我慢するのやめよう。
自分が粗末に扱われることを
当たり前に受け入れるのは
これが最後。もう終わり!

怒りも悲しみもスーッと消えました。
わたしは立ち上がってスタッフを呼び、
これ以上は待てないので帰りますと言って
幸せな気分で店を出ました。

屈辱的な感覚を抱えたまま
固まるのでも、戦うのでも、逃げるのでもなく、

ただ単に
「あ、これは違いますね」 と
自分自身で認識する。

そして静かに、それでいてキッパリと拒絶する。

そんなことが出来るんだ!って
すごく嬉しかった。

この出来事はわたしにとって
たいへん印象深い経験になりました。



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