我慢しすぎる自分に気づいた話(2)

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コラム
こんにちは。うららです。

もう10年以上前かな、
ある冬の日に山手線に乗ってたんです。

で、どっかの駅で
わたしが座ってた隣の席が空いて
入れ違いにホームレスの人が座ったら……

めっっっっちゃんこ臭かったのよ。

この人には何の恨みもないけれど、
ちょっともう、ここには居たくない💧
と思いながら一駅、二駅すぎた頃に
ふと思ったの。

なにをそんなに我慢してるの?

降りりゃーいいじゃん!


めちゃくちゃカンタンなことだったのに、
「臭いからって移動するのは差別かも」
「この人が気を悪くしないかな」
「心頭滅却すればなんとやら」などなど

席を立たない理由を次々に見つけ出し、
耐え忍ぶことをみずから選んでいたんです。


もっと正確に言いますと、そのときのわたしには
耐え忍んでいるという認識さえありませんでした。

『ひたすら我慢する以外の選択肢が無い』という感覚が
潜在意識に、肉体に、思考に、染み着いていたんです。

<次回へ続く>


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