誰も儲け方、稼ぎ方を教えてはくれない

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適切にいえば、「誰かから、儲け方、稼ぎ方を学ぶことはできる」わけですね。誰かは人でなく、本とかニュースとかなんでもいいと。

教えると学ぶの違いを少しだけ考えて今回は軽めで。

教えると学ぶの違いは?

教えるは、ティーチング的です。つまり、先生と生徒がいて、先生である稼いだ人が、生徒である稼いでない、またはやり方がわからない人に教えると。知識、ノウハウの伝授(そんなのがあるかはおいておいて)を目的とすると。

学校教育、小中高くらいで慣れ親しんだ人はとても分かりやすく、そういうものだと思っている。ですが、実際は、教えられる側=生徒はそれでその先生から学んでいるかですが、結構怪しい。ある説では3割くらいしか理解しておらず(これはとくに小学校や中学校は集団向けで、年齢に応じた均一な教え方、まあ効率的も原因かなと)ということもあるっぽいと。

教えられれば学べる人って僕が想像するに、ほとんどいなくて。それはただ「こうやってやればいいんですよ」という発言を「聴く」ことはできる。動画を見る事はできる。だけども、それって「聴いた」「見た」だけですから、「学びになってない」わけです。

スクール自体を批判するわけではないですが、スクールで学んでこうなれるみたいなのは最も危険なもので、期待値とずれますよね。または学習ってその人=生徒側がやらないと、自発的にやることでしか学びにならないのがとても困難な点です。

では、学ぶとは、まねぶといっていい。真似することで、そこから型を把握して世界を理解していく行為です。学んだとは、分かることですから、「こういう稼ぎ方をすればいい」と理解したことに他なりません。ですが、「稼ぎ方」を理解とは、分かることですから、「稼ぎ方」が分かると、「稼げる」も別ということが分かるはずです。これは真実でしょう。

稼ぎ方=ノウハウを知ることで、稼げるようになれば、しあわせですよね。ですが、こんな説明をせずに、「稼げる話」と「実際に稼げる」は別ということを知っている人は多いでしょう。

つまり、学ぶとは、稼げることというよりも、その違いを分解できること、故に多くは「稼ぎ方を学んだからといって稼げるわけではない」事実に気づくわけです。

教える=教えられるという認識でいる世界線というか場にいると、それは学んで分かる「稼ぎ方と実際にできるかは別」というところにたどり着けません。そうやって「たどり着けない」方が、稼げるという人はいるかもしれませんが、まあ倫理的にもアウトですし、それを目的とするならまあ一般的に詐欺となるでしょう。ただこれを見せないか、ごまかすこともできるのが実社会です。僕がシンプルに思うのは「そのお金で食べる米はうまいのか?」だけです。まあまずいと思っても麻痺させればいけるのも人間です。ただ精神や心理などを削るので、やっていたら辞めたほうがいいですよと。

稼ぐにはどうすればいいか?

副業などもそうですが、稼ぎたい人はいるけど、稼ぎたくない人はあまりいなさそうです。ですが、それも場によるというか。

ここで稼ぎ方としてはこうすればいいですよというのが「怪しく」ない状態ってなかなかなくて。その人が言うのだから本当だろうと「思わせる」=これはある種白い詐欺とも言えますが、営業トークといっていける人もいるかもしれません。そこは個人の感性と、信条でしょう。

稼ぐとは僕なりに言いましょう。まずは、他人が喜ぶ、役立つと感じること。だから、その前に課題や不満などを把握しないといけない。そして、そのために解決策を出さなきゃいけない。アイデアを形にするってことですね。そしてそれで、稼ぐ=お金を得るだとすると、そこでお金を喜んで払ってもらう必要があると。そういう手順です。

「稼ぐ」という言葉を使う、発話する瞬間に、まさに「自分がお金を得たい」というイメージがある人は多いのかなと。分かるのですが、あなただけがお金を得ることは出来ないんですね。それって魔法です(笑)
お金は手段ですから、他人が持っているお金をもらう必要がある。それって、お金、最近はデジタルも多いですが、こちらに移動することです。

「稼ぐ」という言葉を使う時に、「他人に喜んでもらうには?」がないと、またはそれが最初に出てくるくらいでないと稼げないかなと。誰も喜ばないし、自分だけ得たいだけですから。テイカー志向=奪う人は厳しいと言えるのですが、テイカー志向の人がビジネスをやると、上のように倫理違反でアウトな詐欺をやったりすると。それだけなんですよね。そこに倫理的にどうかというツッコミは社会的には批判されるし、僕も批判すべきですが、でもそうやってどんどんやる人を止めることは結構できない(笑)笑い話ではないですが、世界ってそんなものかもしれません。逆もまた然りで良い人は徹底的に良いので、そっちに希望を託したいなあと。

言語化というところもですし、顧客に集中するネタとも関連しそうです。結局、考える人のイメージや概念、考え方次第なんですよね。その通りになるというのは、文字通りで、そのようにしかならない。だから、学びが必要で創発して学んで考えて世界を広げると。

よって、学んでいきましょうという話で着地となります。
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