顧客に集中している状態とは?

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ビジネス・マーケティング
前書いたネタですが、もうちょっと図解にしてみました。
少しは分かりやすくなったはずです。

お客様に集中とは、2つの状態になっていること

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1つめは集中なので、他サービス比較とかしてないですってことです。
2つめは、お客様の課題解決に動いているまさにそのことです。

1つめの定義は要らない気もしますが、ありがちだと思うので、そこも含めて説明します。

他と比べない


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まず他と比べないことです。つまり比べたら集中はできてないよねってことです。文字通りですが、本質的にもです。

ここで比べないって、競合いるじゃんってなると思うんですよ。
ラーメン屋やっている方ならラーメン屋さん一杯あるじゃんと。

その時、「豚骨ラーメン屋」を開いたとして、「他所にもあるからうちは来ないよな」というのは、どういう考えですか?と問いたいんですね。これって「お客様がそう考える」なら顧客思考だなと。だから、これって集中出来ていると思うんですよ。

だから「お客様」が「わざわざ豚骨ラーメン食べに行くために、うちの店は選択肢にならない」という声とか、そういう話を聞いたなら改善したいですよね。一方でこれが妄想とか、「店主」の「思い込み」のケースが多いですが、であれば全く意味はないってことです。

あとは、「他の魅力的な店もあるからな」が、ここでいうサービス比較です。他人と比較というか。意味がないですよねと。

なぜかというと、お客様からみたら、「とんこつラーメン食べられる」から来るとか、細かい話はおいておいて、来たい、食べたいからくる。それだけです。他サービスはどうでもいいというか。当然、「お客様」は比較しまくってますよ。

あと、ビジネスとして、新しいスタイルの店でないとお客が来ない、設備投資みたいなものだったりは必要ですからそういう比較は要りますよ!でも、ここではお客様に集中ということでいっていて、そこからするとこれらは枝葉って意味合いです。集中できていれば大したことではない。逆に集中できていないなら、大問題ってことです。いくら設備投資しても、意味がないってことですね。

お客のために動く

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お客様のためにーとかって言葉で言うことは、僕もですし、誰でも出来ます。ですが、心にないこというとざわつきませんか?僕はそうです。ざわつかない人は平気で嘘をつけるわけですが、それがいいのかは僕はもう分からないです。僕はあまりしたくないです、というだけですね。

それで、お客さんの課題に向き合っていると、自分が消失するんじゃないかと。つまり、利己とか消えて、利他になると。まあそれでいいじゃないかなと。お客さんが喜んでくれるなら何でもやると。

当然ビジネスなので、利他→利己みたいな感じになるかどうかだけです。完全利他って搾取とか、テイカーみたいな感じですけど、それは駄目なので、見極めたいと。

くどいですが、あくまでこれは集中できているかなので、その前後やそこで起こる課題については一旦省いています。でないと非常に分かりづらいためです。今でも分かりづらい人もいると思いますが。そこは頑張ります(笑)

なんで集中できないの?

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小さくて見えづらいので、雰囲気で。

シンプルにですが、左の比較問題は、まあ気になる目に付くからですよね。あと進捗している感もあるというか。ものすごく分かります(笑)そういう感じで、心理としてはありがちなのかなと。

右のお客様のために動けないってありがちです。ビジネスなのに面白いですよね。見失うとか。ペルソナとか作るの否定しませんが、それって何?って空想や妄想で本当にいない人作ってもそれだけですから。抽象度の話をしていて、抽象化しすぎると実態と乖離します。モデルや概念などは抽象的でそれで理解を助ける、他の転用や発想にもなります。が、そのレベルで分かる人が設計をするのであって、実際にペルソナを理解して動ける人はもっと具体度が高いはずです。故に使えない感になるんだろうなと。ペルソナが悪いのでなくペルソナの利用者とか使おうとする人の考えが筋が悪いってことですね。

あとは、心からお客様のためにってなっていない。これも正直あるのかなと。自分がやりたいことでやりたいが強いとそうなるというか。あと、こんなの売れないでしょといって売ろうとしている人も本当にいるというか。

で、これらに該当しない人は稀かもしれないし、該当しない人であればですが、そのサービスや商品は、全く売れないなんてことはないんじゃないかと。それが明るい話というか、いけますよって話ですね。

なので、なんかうまくいかないなと、色々考えて動いているけどって人はこの集中できているかとか見ていくといいかもです。偉そうにいってますが、もっと僕も磨いていかないとなというところでの言語化でした。
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