アイデアそのもの自体は日常にない

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ビジネス・マーケティング
前と逆とか、矛盾していそうですが、考えていくとそうではなかったです(笑)
前の話では、スライド自体が「アイデア」があるよーって感じですが、実はないですよと。でも考えると出てくるよと。とくに言語化が出来ているかどうかじゃないっすかね。という話でした。

流れはそれと一緒ですが、もうちょっと解像度を上げられないかということで考えてみました。

アイデア自体はやはり日常にはない

まずここです。今回は周りにないよといってみます。実際にそうです。

スライド1.PNG
当然ですが、「アイデア」という見えるものとか、そのものがあるわけではないと。おそらく初学者の人はこれがあると思っていると。ないんですよ。では、「アイデアがある」といってたのは嘘なのかというと、嘘ではないです(笑)

簡単にいえば、アイデア自体はないが、考えることによって「見出す」事ができる。はい、地味なんですね。思考でしかない。地道でしかない。そこです。そこなので、楽しようとすると、まあ「出ない」ですよね。

全体像はこんな感じで、アイデアは見出すもの


スライド10.PNG
アイデアを出せる人にはごくごく普通の景色ですが、出せない人にはめちゃくちゃ特殊な景色じゃないかと。

つまり、アイデアマンは世界・社会そのものを、「アイデアメガネ」を通して見ているわけです。そうすると、得られる体験から、事例から、感動したことまでをネタとして。それをアイデア化=考える、連想するなどをしていくと。

このあたりは、何度も書きましたが、インプット→思考→アウトプットの詳細な話ってことですね。

そうすると、「切り口」が見つかるので、それを考えたい「テーマ」に当ててみる。すると、「アイデア」が出てくる。

よって、
1.かんさつ→まず観る、感じる・・・
2.アイデア化→問う、考える、連想する
3.ネタ→出てきた、浮かんだものを記録する、メモする、
4.切り口→ネタから取り出した切り口を得る
5.アイデア→考えたいテーマ×切り口で考える
6.アイデアの発見!
となります。

3のネタとか、書いてないじゃないかですが、長くなるので端折りました。実際はネタ出てきたならメモしておくという「やり方」「動作」「行動」も大事ですし、習得しておく必要があります。

ここで言いたいのは、複雑なプロセスがあるわけではく、1,2,3,4,5,6という流れがあって、その上で「アイデア」があったわけです。見つかった、考えた、見出したってことです。

これは「日常」に「アイデア」があるといえるかですが、
「アイデアマン」は「ある」というわけです。ですが、その「ある」とは、上のプロセスを内在化(自分の中で習得し処理してしまえる)しているだけなんですね。そのアイデアマンも最初は出来てないですから。僕もですよ。

なので、練習として、アイデアを出したいなら、このプロセスを練習することになります。念のため、1で見てすぐ出てくることもありますから、その飛ばし具合などはケースバイケースで、常に100%こうではないです。ただ、フルで書き出すとこうなるってことですね。

アイデアを出せるにはどうすればいい?

この質問はよくありそうです。シンプルにいえば、それぞれのフェーズでネタが出るようにすればいいです。つまり、ネタを出すわけです。

観察してなんだろうこれーとかあ、そういうことです。面白いなーとか。そういうのをメモしたり、頭で反応して出していくと。それが今まで僕でいえば「インプット」と言っていましたが、まあ変わらないです。

そのネタが沢山ある人をアイデアマンといえるのですが、なぜかというと、ネタがあるので、ひも付きやすい。そして、そこから大量のかんさつがあるので引出せる。ここで「ネタ」があるけど、引き出せない人というのがありえるのですが、それは紐づけがうまくないって感じですね。

抽象化とか色々と関連させていれば、「芋づる式」で出せます。僕もおぼえているとかではなく、思い出すようにしています。刺激がきたらこれって「かるた取り」みたいなことをしているんですね。なので速い。それだけです。

ここまでいえば、誰もできない理由はなくなるかなと。あとは、やりたいかどうかになります。あとここで出てくるアイデアが「すぐ使える」かは別です。アイデアの評価や収束は実行と関与するので扱わないです。ですが、実践ではそれも込みなので、基本的に僕はアイデアを出すから実行まで見つつということをやることになるわけですね。シゴト化するとどうなるかはまだ見えてないですが、まあイメージは掴みつつあると。

以上、ヒントになれば幸いです。
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