シゴトづくりにおける「重ね」の技術の高め方

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ビジネス・マーケティング
仮説ベースです。

重ねとは共通点探し

重ねとは、シンプルにある行為や行動と、別のそれらが重なるという意味です。例えば、ITエンジニアの人が、釣りが好きだとします。その場合、エンジニアと釣りの共通点って分かりますか???

ぱっとでてこなくてもいいです。あと正解ないです。その問いにもってこれればまず一段階目です。多分です(笑)

次に、例えば「冷静に釣れる場所を探すこと」が共通点。プログラミングにおいても、適切な「場所」(コード)を見て判断するから。こじつけでもいいんですよ。そこまでひどくなくないですかね??(笑)
そうやってだしたら、その重なった共通点らしきものを逆に意識できるんですよ。

意識の明確化といっていい。つまり「いい場所を探すこと」みたいな。抽象度を高めてもいいかと。そうすると、「色々な情報を見て良さそうなところを探す」ことが得意かもしれない。

これって転じることができないか?転じるとは、他で使えないか。例えば、本を読むときの要約もキーワードやポイントを探すと。それも近くないですか?ある種連想ですが、そういうのです。

重なる=串刺し=共通点がまとまる

これらをざっと見たときに、見返した時に、
・釣りの良い釣り場探し
・プログラミングにおけるコード判断
・本を読む場合の要約のコツ
みたいなのが重なるイメージです。抽象化で串刺しする感じです。ですが、綺麗にならなくても良くて。とり串とかって、ぐにゃってなりますから、あんまり刺さってなくてもいい。むしろ綺麗ではないんですよ。歪というか。だから焼いてもムラができるというか(笑)最初はそんなもんですよ。

これを、繰り返すのが大事です。
つまり、「重ね」としての、「色々な情報を見て良いところを探す」みたいなのが筋が悪いとか、あんま使えないとか、ズレているなと思ったら、その串を変える。ここでは「重ね」=串を刺すところってことですね。

だからそれを今度は変える。釣りとプログラミングでなくてもいいので、何度もやると。釣りとプログラミングであれば、仲間がいると楽しいとかでもいいわけですよ。分かります?

繰り返していくと「重ね」がうまくなる。

じゃあ、重ねがうまくなると?次は、上で言えば、関連したことが連想したり、他のことへのアイデアや適用がうまくなるんですね。仲間集めが楽しいと思えばそこで「統合」できる。つまりテーマとか、大きく言えばやりがいとか、「IKIGAI」みたいなのが出てくる。「あー、自分はなんで釣りとかプログラミングやっているか。仲間と何かやるのが好きなんだ」という自己発見になるわけですよ。

これめちゃくちゃ良くないですか?

自己発見出来ればそれはめちゃくちゃ強いです。あなただけの宝物です。他人からみたら全然価値がないこともありますよw だからこそ、純度が高く素晴らしいんですね。これ他者評価される意味もないので、プライスレスです。

妙な自己発見ツールや診断やるならこれでいいかなと。

ついで技で連想も統合もできる

今回は重ねから考えてみました。これは「ついで」といってもいい。1つのこと、釣りをやると仲間が集まるし、釣りも楽しい。プログラミングも実装が楽しい、仲間と学べるのが良い。読書も1人もいいけど仲間とわいわいシェア読書も楽しい。とかって統合です。同時に「ついで」として、そのワイワイ楽しめることをもっと楽しもうとか、違う観点にしてみよう(例えば自分で釣りイベントを主催するように、プログラミング勉強会をやろう、読書会をやろう)ってなるんじゃないかと。

これっていきなり0→1というよりも、0→0.5→1みたいな、段階的だったりします。いきなり出来ないと思うんですが、共通点を探したり、あったら重ねて一緒にやっちゃおうとか、または統合して純度を高める。そんなことが出来るような気がしました。

また書いてみますが、この重ねが上手い人は呼吸レベルでやっているので無意識ですね。上手くないとぎこちないんですが、意識しないといけないので。とはいえ、やればうまくなると思います。ついでにやれるなら、そのついでが途切れないので永遠にやれると。そこで1mmでもビジネスや商売の要素があれば、それはそこからうまくなっていくんですね。素晴らしいじゃないかと。
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