仕組み化は再現性を高めたい時に必要な考え方

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ビジネス・マーケティング
仕組み化ってよく言われたり聞いたりします。では何かというと、再現性を高めるためにいる考え方かなと感じました。

再現性とは、確率でいえば100%であれば必ず再現するということで、仕組み度?としては完璧な仕組みといえます。実際には完璧なそれはないはずなので、多少ずれても修正できるものを備えている(自己治癒力的な)もののほうが実践向きな気もします。

では、この仕組み化とか、再現性とかってどういう状況でいるのかと。

対自分と対人で考えてみました。やや荒削りですが。

対自分であれば、自分の仕事の効率化で必要

会社員とかフリーランスとか関係なく、自分にこの仕組みを適用する場合です。

ただこれって冷静に考えると、1日6時間働くという時に、いかにその中で成果を出せるかという話です。成果ってのがネックな言葉ですが、営業件数を取るとかでなく、バックオフィスでもタスクに分ければ出来る(より効率化したら)かなという前提で考えています。

そういう自分向けものであれば、自分の仕事のメタ認知ともいえるし、どれくらい自分でやっているかを見える化しているとも言えると。

これはわりと分かりやすい話かなと。

一方で、なんで効率化するの?別にお金もらえればほどほどでいいじゃないとかってのはありなんですよね。だから、そこに対するカウンターとして、「人は成長したいのではないか」とかもっともらしいことを言うのですが、これは価値観ですから、フリーランスを代表する意見でもないでしょう。また会社員でも色々な人がいるでしょう。

よって、個人の信条に委ねられるというか、そんな気分です。

さらに厄介なのは、仕事を重視する=仕事を重視していればいいでしょうと考えがちな人は、効率化をしてというよりも、時間をかけてやるという価値観と重なるのかなと。

何を言っているかというと、短時間で切り上げて効率化って、他にやりたいことがあるが故に効率化するんですね。いやあ、厄介ですね。

でもこれらってかなり整理されていなくて、そういう色々な人が組織内にいるが故にまとまりづらい。またはそういう時に、どっちでもいいはずなんですが、「どっちかが偉い」となって、雰囲気を作っちゃうと。それって政治や雰囲気となってまあ微妙ですよね(笑)

対人であれば、指導とか教えるとかに使える

次に対「人」です。これは自分ではなく、人に対して効率化とか、仕組み化とかってことです。

こうなると、自分ができていることを「人に対してもできるでしょ」というのは「簡単」ですよね。ただ言うは易く行うは難しってことでして、「こうやってやればいいのではないか」という試行錯誤でしかないはずです。

その時まさにマニュアルとか、初心者がそこそこ出来るようになるとかそういうものがいるわけです。

逆に人を教育したり、またはやれるようにするという気力がない組織とか、そういう管理職においては全く不要な概念です。そういうところにいったら不幸ですが、実際にあるでしょう。あと、上司がそういう人であればまた不幸ですよね。

仕組み化自体はややメタ認知的な感覚や視点がいる

つまり、仕組み化なんて概念はそもそも、以下の人はいらないって話かなと。

・自分だけで仕事は完結するし、自分の感覚を誰かに伝えたいとは思わない
・誰かを指導する教育する立場ではない、またはそれを求められない

これは特殊でなく、人はだれでも成長したい、とくに仕事でレベルアップしたいとかって思い込んでいればショックなんじゃないかなと。実際に管理職足り得る人の方が少ないですし、組織を作る起業家、経営者、人事とかってまあ相対的に少ないと。だから偉いとかってことでもなく、やりたい人が単に少ないだけなんじゃないかと。なぜかというと端的にいえば「面倒くさい」んですね。

僕はそこまで経験がないのでこれくらいにしておくのですが、多分この「面倒くさい」ところをやりたいかどうかで変わると。人が自分の言う通りに動くことに快感を覚えるとか、それを正しいとか、マネジメントであると考えて仕舞う人は多分向いてないのでしょう。が、そういう人がやろうとするところで色々と問題が起きると。

そして、仕組み化とかって概念がいる人は、上の逆というか、

・経営者や起業家で人を雇って育てたい、そういう組織を作りたい
・自分のやり方を真似してもらいたいと思う人

とかなんですね。こっちは起業家寄りですが、これって一般的にいって少ないんですよね。こっちがマイナーってことです。

なので、マイナーがメジャー感だしていくと、なんかずれると。逆もありますよね、メジャーがマイナー感だしても。

ここで大事なのは、どう考えていてもやはりうまくいかないことは色々あってですね、自分のやり方がうまくうちはいいと。ただそうでない時に困るんですよね。例えば管理職で部下を持って、かつ数字の責任があるとか。んなのやったことないのでわからないじゃないですか、普通は(笑)そして僕も知らないですよ。

そういう時に、「むずかしいところはあるよね、でも楽しいところもあるよね」という時に「楽しいところ」を見ていけるか。これって対人でいえば「その人の良いところを見ていけるか」って感じと似ていると僕は思っています。

というわけで、仕組み化の話でしたが、対自分だけでもかなり使えるし、対人でも相当使える考えだなと感じています。僕は対自分で効率化もしたいですが、それをもっと広くとらえてうまく誰でもアイデアが出せる方法とか、そういう仕組みをやりたいなと。心からそう思ったところでした。

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