アイデア/企画/事業の違いを考えつつ、事業化は登山ではないかと思った件

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ビジネス・マーケティング
ふと思ったのですが、アイデアや企画や事業って結構雑に言葉を使っていないか?ということです。正確にはかなり意味が異なるし、または似たように使うこともありますが、やはり違うと。

今回はその言葉の違いを自分なりに示しつつ、アイデア→事業ってやはり長いし時間がかかるということを考えてみました。これは長くなければいけないとかでなく、シンプルに短くしようとしても、人間の成長や教育や学びを「効率化」することが出来ないという結構根本の話です。

当然AIや使えるものならどんどんツールや道具は使うべきですが、それらはリニアな成長をサポートすることはないんじゃないか。あえていえば泥臭いとか獣道感はそこまでなくても、そういう時にヒントを提示したり、それこそちょっとしたマップくらいで(ロードマップなんてきれいなものはないという意味で)最適ではないかなと感じました。

アイデア、企画、事業の違い

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僕のイメージです。事業というとき、そこに企画があり、さらにアイデアがあると。事業アイデア=事業ではなく、アイデアなんですね。当たり前かもしれませんが。
企画アイデアなら、企画のアイデアです。
ビジネスアイデアは?はい、事業アイデアと同意ですね。

これが事業の中に複数企画がある、または企画の中に複数アイデアがある、ということで、関係性でいえば、1事業:N企画:NNアイデアみたいな、感じで、NNって大量のって意味です(今作りました)。
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なのでアイデア自体はこうやって土台になります。逆はなくて、事業がいきなり生まれた!とかはないです。企画もそうですね。その要素を見ると必ずアイデアがあるというわけです。

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企画自体は意味するところは、アイデアなど何かしら考えていることを現実化する行為です。

よって企画書とは計画書ではないんですね。考えたことを形にする手順ややり方だけでなく、意図や材料、予算、人がそれで動くということが明確になっているわけです。あえて「計画書」をつかえば、企画書の中にあるであろうスケジュールなどが「計画書」部分と言えます。なので、「企画書の中に計画書は含まれる」という関係が妥当かなと思います。

計画書と企画書の違いが分からない人はいるかもしれませんが、その人は企画をしたことがないか経験が浅い。または計画書のような企画書を作ってきたのでそのような「認知」があると考えています。間違いではないですが、僕はそれは計画書であって企画書ではないと感じると。

「書」を取ってみてください。企画とはアイデアを現実化してみることですが、計画は計算したり定量的に整えたりというところであって、やはり現実化の一部のツールや部分でしかないかなと感じますね。

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最後に事業です。
継続性とか長期とか仕組みとか色々書いていますが、既にある事業やビジネスがそのものですよね。

インスタントラーメン事業とか、インターネットプロバイダ事業とか、色々なビジネスそのものですね。

以上から、アイデアと企画と事業というところでいえば、アイデアと事業は異なるし、アイデアと企画も異なります。アイデアを形にするところで企画化するとなるのですが、それができないと事業化はかなり遠いわけです。というか出来ない。

つまり、アイデア→企画とは小さいところでまずは形にしてみる行為かもしれません。プレゼント企画とか今日のご飯献立企画とかですよね。スモールビジネスでも何でも構いません、副業企画だっていい。そこからですよね。

その上で、アイデア→事業が遠いので、アイデア→企画となって、その上で知見を貯めて、ではアイデア→企画→事業となっていくステップがあるイメージです。いきなり長生きするものが生まれるとかはないです。

企画→事業というところも、何かしら企画として単発だったものが長期化するとかで事業化もあり得るでしょう。このところは厳密に定義しないのですが、少なくとも違いがあるよなというところを明確にしてみました。

アイデアは最初の始まりに過ぎない

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アイデア、とくにビジネスアイデアというところでいくと、難しく考えたり、うんうんうなったり。でもそうやって事業もですが、企画もですけど、考えるものではないんですね。間違っているわけではないんですが(そういう面があってもいいので)、性質としては何度も書いていますが、インプット→思考→アウトプットでしかないので、それらの頭と体を動かすことせず出来るものではないんですね。

ここでのプレッシャーとは何かですけど、おそらく頭で考え過ぎた結果陥るものです。下手するとうつ病とかになるかもしれません。考えてもすぐ結果になるものなんてないのですから。指導するとか、指示する側がこれらを考慮してないのは重症とは思いますが、結構そうなってるかもしれませんね。

僕が言えるのは、もっとラフでいい、遊びでいいと。そうやって出して行って慣れていく感じがいいかなと思います。そして現時点で僕がすぐに良いアイデアを出してそれが事業アイデアで、かつ儲かりそうなんてものを出せるなんてことはないんですよ。つまり色々考えて出して数を出して検討して、色々やってみてそして何か見えるかもしれない、くらいが適切です。そういう意味で期待値が高すぎるお客様にはかなり期待値をコントロールしています(笑)そうでないとお互い(お客様も僕もです)不幸ですからね。

アイデアを事業化するのは登山かもしれない

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この表現は前見たかなと思っていて、自分で起こすのは初ですけど。いいですよね、登山的。

フィジカルで身体も使うし、そこで得られるものは多分考えて動いたあなただけの宝物です。それを大切にして、少しずつ山登りをするように最初のアイデアを試してまた試して、少しずつ登っていく。成長しているしうまくなっているので、そこは心配しないでください。僕が保証できるものでもないんですけど、下手になることはないですと。

そしてぐにゃぐにゃってのがポイントです。きれいに直線で右上がりなんてないですから。そこだけ押さえておけばいいかなと。

アイデアをどんどんまいていく

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最後はシンプルにしてみました。

なので、アイデアはあったほうがいいし、思いついたら即やっていけばいいし。そこで失敗?ならまた学んで次にチャレンジですね。M字ってのは初心者はすぐ上手くなるけど、中級者くらいでめっちゃ下手になったと思うやつです。認知だけなので実際は上手くなっているけど、前より気になるんですね(笑)

そして登山、このアイデアを出すことから、スタートして初めて事業にしていく全ての、本当に全ての過程ですよね、楽しんでいくことがめちゃくちゃ大事です。

一緒に楽しんでいきましょう!

壁打ちもやりますしアイデアも出しますよ!



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