気づいたことにはネタが一杯あるはず

前書いたはずの、情報から視点を取り出す、というのがアイデア出しのインプットでのコツという話です。

おさらいとしてはこんなやつです。

材料の中に、情報＋視点があるという書き方でしたね。まあ、情報って何かとかによるので、ここはふわっとで。ただ、視点は必ずあるのでそこを取り出せるか。情報として事実ベースだけで見ているとまあ発見ってあんまりないんですよね。既知か、未知で、未知なら面白いですけど、既知って思っているとそこまで面白くないので。

視点を取り出すのは実は結構難しい

最近富みにこれらの点を考えています。つまり、アイデア出しが苦手な人が見ている世界線というかメガネというか、見方、まさに視点ですけどね。

一方で取り出せる人にとって、こんなのは「当たり前」なんですね。そのギャップがあることを意識したいです。

そうなると、

・面白いことをなにか見つけてみて（あなたが面白いと思ったことでいい）

・なんでそれは面白いと思った？（なんでもいい。それが要素や視点ということ）

・その見方を何度もやろう、そして蓄積していこう

ということをやってみて、どこまでできるかということですね。

苦手な人はどこかで詰まるはずなので、そこをさらに流れるようにやっていくと。そんな繰り返しで、やっていくしかないかなと考えています。

実は難しいというのは、「聞いたことがある」「字面では分かる」のは確かで（笑）いわゆる「わかったつもり」ですね。では、実際にやってみてどうか。自分でやらないと始まらないんですね。ぜひやってみてください。

難しさは身体性というか、やってみて修正していくことになるのと、正解がないというのがあります。僕が考えるとそれと、あなたが考えるそれは多くは違っています。なので答え合わせとかじゃないんですね。

だから、何を持って進捗するかですけど、考えたものを誰かに話して手応えを得るとか、確認していくしかないんですね。少なくともここで、ビジネスアイデア→儲かるみたいな手応えを確認できることはほぼないので、ステップを踏むしかないかなと。最もステップが見えないとまた迷子になるのでそこを治していくしかないんでしょうね。

大切なものは目に見えない

実際にネタとしてみえるものって聴くとかでもいいですけど、ごく一部なんですよね。つまり、情報でしかないと。でもそれをやるってことは？こういうことがあったのでは？実はこういう面や理由や背景があったのでは？こういう状況からやったのでは？このアイデアはヒントにしたのはこれかな？とか。

そういうのを想像することをここではアイデア出しにおいて必須であると考えています。何かしらの事象から視点やヒントを取り出すといってもいい。ヒントとかが分かりやすいですかね。コツだと違う感じがするので。

ヒントは目に見えないはずです。少なくともヒントが、情報や材料など面白いものを見て瞬時に出てくる人はアイデアに困っていないんですね。見えないからこそ困っていると。まさにここがポイントになるんだろうと。

目に見えないからこそ考えてみようと思えればしめたものです。でないならば、色々やってみて考えていくしかないかあなというところですね。

その取り出したヒントは何でもどこでも使える、永久不滅（笑）

例えば僕が好きなネタで、食べられる梱包材＝ポップコーンというのがあります。調べてみてください。これって別に梱包材でいいんですけど、なんか楽しいじゃないですか（笑）

それをくだらないというので終わる人もいれば、なんか良いね！といって形にしちゃう人もいる。そして思わず楽しくなる。

これって梱包材×ポップコーン＝食べられる梱包材ってことで、まあクッション性がある食べ物であるポップコーンで梱包材的に使えるようにしたってことですよね。その組み合わせや視点は取り出し方は人それぞれでしょう。例えば面白い梱包材という引き出しに入れてもいいし、面白いネタとして扱っても良い。分かりやすい例として使うのもいい。

では、ここから面白いネタだなと思ったらどうするか？別にこのまま真似はできないですし、しても二番煎じすぎるので、抽象化するしかないでしょう。つまり、別にポップコーンでなくても、クッション性のあるものてないだろうか？あと柔らかいものであればいけるので、コストの問題となる？とか。あとギャップですよね、食べられるという食品が梱包材になっているギャップ。お菓子の城ではないですけど。

そこまで引っ張り出せれば、あとは自社がせんべい会社なら、割れたせんべい＝割れているのでクッションにしちゃおうも、ありかもしれません。出来るかはおいておいて、アイデアとしてはここでは十分なはずです。もしあなたがせんべいメーカーでその視点に気づかなかったら、この食べられる梱包材は優秀なネタということですよね。

こんな感じで僕はいつもアイデアを出しています。ぜひ情報から視点を取り出すこと。面白いと思ったことが何かを分析するとか、ヒントを見つけるってことですが、やってみてください。