概念を説明してもそれがすぐ理解できて実践できるわけではない

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ビジネス・マーケティング
そりゃそうなんですよね、ということを友人と話していました。

その通りすぎるんですが、どうも人は楽をしたいと。それは分かります。ですが、ビジネスで言えば、「ビジネスアイデアで必ず成功するアイデアを教えて欲しい」みたいなことを言っているわけです。それを1万歩譲ってもいいですが(笑)その上で「さらに、そのために自分は何もしたくない」と(笑)

こうなると、合理的な行動は一つです。「ビジネスをしない」です。

お後がよろしいようでではないですが、そんな話を書いてみますと。

成功パターンはあるけど、それをやれるわけではないのが普通

何事も型があると。だからその型を真似ればいいと思うんですよね。

アイデア出しも何度も書いていますが、初めての方向けにいえば、アイデアのための材料をインプットする、自らでですね。勝手に学んでくれないです。効率化してもいいですが、自分で判断しないとダメですね。

それをテーマや方向性などで考えます。お菓子のアイデアなのか、起業で何か考えたいのか。まあこれも粒度バラバラです。ですが、考えないといけないですね。勝手に誰かが考えてくれるとかはないです。僕もアイデアサポートなんてやってますが、「勝手にこっちで考えて代行しますんで!」ではないですよ(笑)最もここでそれが理解出来ない人は、お客さんになってないので世界はうまく回っていますよね。

最後にアイデアとしてアウトプットです。妄想ネタでも、思いついたネタでも、こうすればいいんじゃない?でもなんでもいいんですね。

これを、インプット→思考→アウトプットというパターン、パッケージといってもいいですが、これは言い尽くされているわけです。というかそれは既知です。

ですが、それを知っていても出来るかどうかは別ってことです。パターンがあってもうまくいくやり方を知っているのと、出来るは別。

ごくごく当たり前ですが、これを混同するか、知っているから出来ると思っていると悪く言えば勘違いの人となると。

地道に学んでいくしかない

面白さも派手さもない、そんな結論しかないんですね。

じゃあアイデア出しをどうすればできるか。インプット→思考→アウトプットを地味にやるしかない。それだけです。どんどんうまくなる。それだけです(笑)下手になることはないと思います。ギターみたいに指が痛いとか、手をつるとかはありそうですけど、そういうのもまあ疲れたとか、なんか出ないなとか、そういうのはあると。でも、うまくなると。

ここで、パターンがあるなら、「ロードマップ思考」と僕は批判的に言っちゃうんですが「ロードマップ」自体が悪いわけではないですけどね。こうやれば成長できるとか、成功するとかって、まあ自分で考えて設定するのはいいんですけど、そうでないなら眉唾ですよねと。というかそれは二重の意味で正しくてというのは、それは証明されてないし、自分がやらないとわからないからです。

という意味でガイドくらいにはなるかもしれないけど、頼って「この通り」だと思えるなら破り捨てたほうがいいくらいじゃないかと。集中できないからです。だから、作るのは「ロードマップ」ではなくて「自分が歩んだやってきた学びの記録」なんですね。僕はそういう意味でアウトプットしています。その前後はありますけどね。

地道に学びたくない、楽したい、もっと簡単に。を詰めると、冒頭に書いたように、ラクして稼げるアイデアとか、ラクしてビジネスになるとか、自分がリスクなしでできることみたいになります。正確にいえばこれは一部は良いんですね。それは「効率的」って別に悪いことではないですから、無駄なことをやれっていうんじゃないんですから。

でも、それを極端化すると「何も自分が学ばない、動かない、手を動かさない」となって、それ人間ではないじゃん(笑)となるんですね。

そこまではないけど、最小化したいとかもある。でも、それってやはり表現として「バットを持つ時間はほとんどなくして、プロ野球選手になりたい」みたいな話で。いやーそれは無理じゃないかなと。そもそも量が足りない(量をすれば成功とかではないですよ)ので、ベースラインというか土俵というか、最初のステージにまず突入できず、ロケットでいえば成層圏で燃えて終わってるというか。そんな印象です。

でも、その考えが若さ故にとかあるのは全然歓迎で。ただ、実際には「地道にやるしかないですよ」というところで、地道にやってみて、何かやってみると。そこで「あー自分は言ってはいるけど全然できてないな」とか「出来る部分もあるけど」というところに気づくわけですよ。僕もそうです。そういうのの繰り返しでしかないんですね。

これって地味ですよね。派手ではない。だから、可視化されたきれいなキラキラしたものだけ見てる人は、その泥臭さや水面下を想像できていない。だからこそ、そういう「バットを持たずにプロ野球選手になろう」ならまだしも「なれる」と思っていたりする。これは結構きついですね。

最も本当にそういうアイデアを検証して調べまくって実践する人がいると、それはもう既にやっているから、「全然楽してない」ので、地味にやる人なんだなと思うわけです。

パターンはほどほどに。水面下の活動に注力しよう

そういうパターンとかって振り返り的にいえば、ある程度行動して色々得たから振り返ると面白いんですね。してないと全く進捗してないから面白くない。

昔考えたのはそうやって「全然行動できてない」ときに限って「振り返る」ことを色々やっても全然おもしろくないってことです。これは自分で感じたので、多分そこそこ動いて何か得ないと、「振り返る」意義は薄いと。つまり、振り返り時点で「あー行動してないので行動してからね」となると。そのループにはまって、「できてない→しよう→できてない→しよう」だとなかなかつらいです。

その時は、悪循環なので、どこか変える、1点だけ変えることを意識するといいと思います。

水面下の行動や活動は全く見えません。僕が何をしているかなんて分からないでしょうし、また知ってたら関係性がないのに、言ってないのに知っていたら怖いじゃないですか(笑)

だから何もしていないわけではない。それを出すかは人それぞれですが、全部出せるものでもないでしょうと。

というところで、何か可視化されたものに目が奪われたら、実はそれは心理的にちょっと調子が良くないかもですから、逆に見えてないところをやるとか、全然違うことをやるといいのかなというところでした。
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