アイデアが出るとは心理的安全+共創環境っぽい

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ビジネス・マーケティング
ある記事を見て気づいた話です。

いわゆる組織などの集団の中でアイデアが出る場とか出せる環境組織ですね、を作ろうとするとき、心理的安全=受け止めてもらえる認めてもらえるなどですねが必須なのはまあ分かります。

ただそれだけで「先輩ちょっとアイデア聴いてもらえませんか」みたいなこと=行為があるかというと別かもね、という話です。

個人でもそうですが、自分がアイデアを出していいのだ=聴くよ、聴いてもらえるとか、またはそうやってアイデアを出すのはいいですよね、というような感覚、意外に大事だなというのは「そのアイデアがすぐ実現できるわけではないという共通認識」というのも感じました。

日々アイデアを出す必要性を設定する

仕事でアイデアを求められるというと即時性というか、短期的に結果を求められるという感じもしますよね。でもここでは、もっと簡単に、仕事を進めていく上で何か改善とかこうしたらいいという工夫みたいなことです。

よって、こういう間接的なアイデアというか間接的な創発、前書いた言葉でいえば、mini-cとかlittle-cですね、というものが大事でそれを臆せず言える、そして受け止めてもらえる環境がないと機能しないかなと。

個人であればそういう仲間や友達を作るか、そういう場に入っていくのがいいかなと。個人だけで完結した何かはきつい気がします。僕もアイデア仲間やアイデアの場というのがありつつ、常にアウトプットをするという感覚があるからですがそれは場がないときついですね。

それを担保というか最低限やりつつ、さらに仕事としてアイデアが求められるとか、アイデアが入ってくようなこと。例えばそこではリサーチとかもですが、ビジネスを立ち上げるみたいなことになっていく感じでやっています。

いずにせよ日々のアイデア出し環境があってある種の練習時間や練習環境ですよね、その上でという感じです。練習時間が減ればその分、下手になる感じです。またライバルがいるのであればそれらと競う場合に勝ちづらいわけですね。

起業などはよりアイデアレッスンが必要とされる

僕の考え方ではです。人によっては起業にアイデアが要らないという人もいると思いますが、僕はそう考えていません。おそらくアイデアというのは、ビジネスアイデアとしてこれというのがなくてもいけるというようなことかなと理解しています。

実際に起業前に考えるアイデアがうまくいく保証はないですし、というよりも起業後も同様であって確率的に経験値や成功イメージが見えやすくなるくらいで本質的に保証がない世界なわけですね。そういうところでアイデアは些細なと思われると。

でもですね、僕からすると、じゃあどうしたらいいの?というときに、やはりアイデアがないと動けなかったり、そこで止まる気がしています。10のアイデアを走らせて駄目駄目駄目・・・あ、いけたという繰り返しというか。泥臭いんですね。

アイデア自体は、アイデア出しを、頭やペンをくるくる回してふんふん書き出す(笑)イメージでは全然なくて。もっと身体的、フィジカルというか、スポーツのように体でぶつかるイメージがあります。実際にそんなことはしていませんが、そういうイメージがあっての、獲得できるアイデアということが伝われば嬉しいです。

だからこそ、起業前後、というか起業というシーン全体においても、アイデアを生み出せる仕組みとか、アイデアを得られるような情報網とか、そういう人のつながりとか、そういうことがめちゃくちゃ大事ですね。くどいですが、アイデアにおける思考も大事で、業務に忙殺されて時間がないならやはりアイデアは生まれないのでそういうところも盲点かもしれません。

個人の創発レベルを高めるとグループ創発力も多分増す

多分ですが、個人で考える力があり色々とアイデアを出せるとして、それらをブレストのように一斉に集団でアイデアを考えるのでなく、個人で持ち寄ってアイデアを出すとします。

これがおそらく創発的なやり方で最も良いかもと僕は考えていますが、これはなかなかできないんですね。なぜなら個人自体でそこまで創発しない(さぼりがち)のと、集団では社会的手抜きみたいに誰かが考えるから必死でやらないと。

サッカーではないですが、上手い個人が集まれば上手いチームになるかというと、そうでもないですよね。だからそうじゃないかもと言いたいですが、希望として、そこに個人の創発レベルが高いことはまずOKですよね。さらに、そこで共創ですね、一緒に何か生み出して個人、相手、そこにもなかったようなアイデアを生みだすこと。それを創発といっていいと思いますが、そういうのが共創のパワーかもしれませんね。

といっていますが、これは多分あるくらいで、それを何度も体験したり、連発出来る組織というのがあれば、そこはアイデア組織とかアイデア企業といってふさわしいわけですが、なかなか少ないはずです。

なぜならそこには自律性と同時に規律がありつつ、全員がゴールや目的に向かっている。これはなかなか迫力があるわけですね。

そういった組織を作りたいとか僕にはないですが、僕で出来る形で何か寄与していきたいなとかは考えていたりしますね。

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