プルできないならプッシュをしていくしかない

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ビジネス・マーケティング
営業的なマインドセットの話です。

僕自身がプッシュが得意というわけではないんですが、何もない状態=例えば実績などで、勝手に見つけられて勝手に評価されてってまずないんですよね。面白いことにというか、そのようなものですよね。

人と話をして仕事を取れるみたいな人がいる時、その人は単に雑談しているのでなく、その人に役立てようとして話をしているんですね。それを無意識でやっている人は言語化されてないので参考にならないですよね。参考にできないというか。

そこで、言語化した人の話を聞くと、成功者バイアスみたいに聞こえると(笑)

そうなって受け付けないならまあ何も学びようがないので、本当だろうか?というところで疑いつつ、鵜呑みにせず、僕の意見もそうですが、批判的に見つつどうなのかを検証していくしかないという結論です。

プッシュ=一定のはプルになるまでやるしかない

直観ベースですが、プッシュ営業みたいなものって一回やって終わりかというとそれはなくて。理屈でいえば、それはプルとして引っ張ってくれる、つまり問い合わせや向こうから話が来ることが一定数ある。それで成り立つ=仕事が回るまでとなります。プルで成り立つならプッシュする意味はないからですね。

ただ例外もあると思っていて、自分がやりたいとか、仕込みたいとか。あとは今の仕事ではない事業を組み立てるとかなら、新規営業となるのでプッシュしなきゃいけないですよね。それもプルされるところで、しれっと営業をしていくこともできますが、これもプラれる(笑)数がないとやりづらいでしょう。

ここで大事なのは、プッシュとしてこちらから行くことがなくて勝手に出来るかという話です。まあ無理じゃないかというのが結論です。

一方でインサイドセールスみたいなもので、反響営業ってやつですね、そういうところで何か広告的なこと、またはSNSやオウンドメディア的なことを仕掛けてそこからっていうのはありますよね。それは特定の人にプッシュしてはいないけど、プル的ではあります。ただこれも投稿をするとか、何か示すことでしか出来ないので、実質プッシュじゃないかと僕は考えています。

これも考え方ですが、じっと貝のようにこもっていて何か出来ることではないっていう確認でしかないです。

事業をするとなると、その成長を見越して動くしかない

労働集約型的な例えば講師業とかもそうですが、自分が動かないといけないという状態があるとします。その人が講師をずっとやりたいのだであればそれでOKですが、仕組みとして誰かに講師をやってもらって自分は裏で経営したいならそういう仕組みを作る必要がありますよね。

実際にすぐ結果が出てまたは講師が見つかったり、リソース投入先があったり、うまくお客さんが取れたりが出来ないのが実際でしょう。そういう時でも、事業を考えるとやはりどこかに投資をすることになると。

投資とはお金もですが、時間も、多くはどちらか、両方となるのではないでしょうか。お金も時間もかけずにというのは、魔法に近くそこで出来るとかって話でもないと思います。お金をかけたくないなら時間をかけて、時間をかけたくないならお金をかける。

あとは事業が持つ人や設備というようなリソースですよね。経験やノウハウなどもリソースかなと思うのでそれらを使えるか、使い方もありますよね。

ここで動くとか投資とか言っているのは結局プッシュするとかプルするとかは枝葉でしかなく、何かしら働きかけがないならなかなか形にもならないというところですよね。

毎日ブログをコツコツ書けば成功するとかではない

ノウハウみたいな話で毎日ブログとか、SNSとかに投稿すればそれで何か仕事になる、収益や売上になるという話があったりなかったりします。まあありますよね。そういう話がというところです。

これは多くは眉唾です。というのは、そういうアフィリエイトであるとか、何かを売りたい人が書いているだけなあケースが多いです。稀にそうではないケースがあるくらいで、判断としてノウハウを売っているなら、ポンジスキームみたいな(顧客のお金を使って何か遊んでいるような)詐欺に近いケースも多いからですね。

それはさておき、ここで分解しておくと、毎日ブログを書くとか、SNS発信が悪とか駄目ってことではないです。それをすぐ成功に結びつけようとするマインドセット、姿勢が批判されるということです。または成功とは何かです。ここではお金を得たいなら、どう得たいかです。詐欺で得たいならアウトなわけですから、どう得るか?

そうです。どういう価値を提供するかが問われるんですね。倫理もありますから。そうすると、お客さんという人がどうして自分や事業に対して興味を持つか、または価値があると思ってくれるのか。そういう細かい話になってきます。簡単にいえば、価値がありかつそれが届くこと、が前提です。それがあってビジネスとなるといえます。ビジネスとせずも、価値を提供出来ていて感謝される=ボランティアなどでも、それで「食べる」のは難しいですが他の仕事をやりつつそれができればかなり幸せな状態ではないかと僕は思います。

定義ができないならそれは得られないはやや言い過ぎです。ですが、改めて「ブログを毎日書いて成功する」なんて何も意味を成してないですし、何も言ってないに等しいのではないかなと。未だにそういうことを言っている人がいるかは知らないですけど、例としてというところで。

絶対はないけれど、人は学んで成長していくことを信じる

最後にこれはもう生き方の話です。生き方なので重いと感じる人もいるでしょうし、そうでないとやれないという世界でもあると思ってます。

それは、じゃあいつまでプッシュするのか、プルされるのかみたいなことです。これはもう個人なら生き方ですし、事業ならその事業のライフサイクルでしかないかなと。短期事業を何度も繰り返すが悪でもないし、長期事業を丁寧にやるのが良いというわけでもないです。それは人次第というところです。僕は後者ですけどね。

その上で、人って学ぶんですね。成長するんです。そして失敗や何度も痛い目に合うことで、学んでいけると。何かしら障害とか病気とかを除けば、人は昨日より賢くなると。最も認知症もあるので年齢の壁とかも色々あるんでしょうけどね(笑)

そう考えると、モチベーションというか、やっていく動機としては、自分が考えたりこういうことがあると面白いのではないか。そういうワクワクや創造ですね、形にしていくことで誰か、社会の誰かですね、が豊かになったり、届いて価値になることが最高に面白いのではないかと。

そういう世界や社会を目指して、少なくとも僕は動くというところでした。営業もそう考えるととても楽しいわけです。豊かになれるチャンスかもしれないので(お金が増えて自分が豊かみたいなことは結果的です。お金がというよりも、精神的に豊かになるというほうが正確でしょうけど)、そのチャンスは色々なところであったほうがいいと。

そうすると、プッシュもプルもどちらでもいいので、そういうチャンスを増やす、確率や打席数を増やすしかないよなあと。その上であとはどういうことやものに対して時間やお金を割り当ててくか。割当判断ゲームみたいになってきます。多分ですけどね。
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