創造性の研究における4つのモデル

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ビジネス・マーケティング
簡単に言うと、大きなアイデア=創造性でなくて、小さなアイデア=創造性として大事というところです。

また、小さなアイデアにおいては個人の主観=他者評価なし、というのも大事という話です。

小さい日常のアイデア探しや発見を大事にする

アカデミックなところでもそういう研究があるのを知らなかったのですが、ほぼ実務と実感としても同様に感じたので、なるほどなと。

創造性とかアイデアとかって言葉は、一般的にすごい発明とか、すごい工夫とか、誰もが知っているものを生み出さなきゃと思いがちです。実際はそういうのも大事ですが、それ以前に根っこではそもそも同様ですが、日々のアイデア模索や工夫や面白がることが大事なんですね。

小さいアイデアとは、その中でもとくに誰かに見せなくても、自分が面白いなと思ったことをちゃんと感じること。つまり、この記事面白いなとか、この言い回しいいなとか、このつぶやきいいなとか、マンガ面白いなとか。なんでもいいんですね。

また、アイデアや工夫なら、「このマンガの構成は何か似ているものがあったぞ」ということで自分でコラージュして遊ぼうとか(著作権的にまずいので自分で楽しむだけとしてくださいね)そういうノリです。このアイデア面白いなあ、今使えないだろうけど、何か今後使えるかもなというのは僕も多い気がしますから。

そして、少しでいいので反映させていく。つまり、実際に個人の主観を、脳から離れて現実化することで、小さいアイデアとなる。

最近の僕の発見では、構成として茶漬けの和だしとかいってるけど、これめんつゆでもいいでしょ?というところ=めんつゆ=鰹だしなどなので、かなり美味しい茶漬けが簡単にできました。という成功体験が生まれたんですね。料理をする人には基本的なことかもしれませんが、そういう小さい試みで蓄積していくしかないと。

ビジネスアイデアなどもそうです。ビジネスアイデアというと、それらを扱ってないとか、あまり得意でない人からすると、すぐ儲かるうまい話なんて思う人もまだまだいらっしゃるかもです。が、そんなのはありません(笑)地味にこういうのはどうだろうか、これは違うなとか、面白いモデルになりそうだとか、今の取り組みとしては近いものがあるとかあ。そういう活かせそうとか、違うなーとかそういう連続、試行錯誤でしかないと。

これもビジネスアイデアの大きなアイデアとして一発を求めるか(それは否定しませんがそれだけやられても進捗しないし大変でしょう)、小さなアイデアとして確実に積んでいくか。僕は後者が楽しいなと。それだけかもしれません。

自分の評価だけでまずは心から楽しむ

小さなアイデアにおいて自分の評価だけ=他者の評価を入れないとは、まさに自分のワールドです。自己世界ですね。自分の世界観といってもいい。

そういうものがいきなり明文化されたり、言葉で言えるわけではないんです。それを日々やっていって、ある日突然ではないけど、徐々に言えるようになる。まさにその毎日の積み重ね、主観の重ねと、そこから他者評価がたまにあって(そのためには出す必要があるんですね)、そして専門的になったり、大きなアイデアになっていくというか。

アイデアを育てる話などともこれらはほぼほぼ同様なことといえます。

自分が楽しいだけのアイデアではビジネスや商売とはもちろんならないですが、そういう前提がなければ続けられないので(カロリー制限ダイエットが結局続かないように)、持続可能性を考えると、やはり自らで考えて蓄積すること一択になるよなあという話です。

最も自分で考えるためには学ぶ必要があるので、色々な体験をする、興味がないと思ったこともしてみてどうかを試す。そういうところが求められそうです。

というわけで、創造性といっても、身近な日常的なことを発見して見つけていってそこから積み重ねていく。それ「だけ」といえますが、それが難しい現状もありそうです。

そういう時に僕が何を提供できるか、そこで何を示せるのか、そういう風に考えるとビジネスや商売の視座もぐっと上がったり、視点が高くなりより遠くが見えるのかなと感じました。

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