アイデアは手段である

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ビジネス・マーケティング
アイデアを目的とすると、それを出したりアイデアがあったらそこで終わるということですね。これを批判的に捉えます。

アイデア自体は手段でしかなく、何かを果たすとか、何かを改善するとか、そういうために道具として手段として材料としてアイデアがあると。

これは原理原則のような気がしますが、僕もですが手段と目的が変化していくと、何をやっているか簡単に見失う気がします。

という中で、やはりアイデアは手段だというところで、それを目的としないほうがいいという話です。

アイデアを目的とすると、アイデアを得た瞬間そこで終わる

アイデアが欲しい!といってアイデアを得るとします。その時、アイデアを目的としているとそこで終わる。つまり充足してしまうんですね。

就活であったり転職なども近いかなと。就活って就職がゴールではなくて、そこで仕事をして生計を立てるとか、そういうことですからね。あくまでマッチングの結果が成功?だったのであり、それで終わらないわけです。

アイデアも同様でそのアイデアがあれば終わるという人もいるのかもしれませんが、それはまずなくて、あるとしたらその人の役割として終わるくらいですかね。多くはそれがスタートです。

アイデア自体に固執したりこれをどうしても叶えたいとなる時、多くは手段目的化、つまりアイデアが実現されることのみを見がちです。実現のためなら良さそうですが、刻一刻と変わるのでアイデアの価値も変わるし、その変わった価値を実現化しても価値も変わるのは当然と。

このあたりは、一回やってすぐ終わるわけではないという、まさに繰り返してナンボといえそうです。

アイデアを目的とすると、近視眼的になる

要するに視野が狭くなるということです。
アイデアがあればいいとなるので、ゴールは近いと思ってしまうと。でもそれはゴールではないので、仮のマイルストーン的、目安のランドマークというか、それくらいしかないと。大体そこくらいにいればいいとか、方向はそっちだよねーという感覚があればOKかなと。

逆にいえば、遠視眼的?になるには、アイデアでなく実現したいことがストレッチして先にあるという感じです。目標設定は結構難しい技術ですが、できないわけでもなく、自分が気持ちよく動けるところを目指したほうが自分も他人も社会にとっても吉じゃないかと考えています。

アイデアを目的にすると、成長や学びが減る

これは仮説です。
いわゆるやっつけ仕事という意味としては良くない言葉として使っていますが、やりたくないのを適当にやっちゃうということですね。

アイデアがあればいいなら適当なアイデアが生まれた、出来たことにする。なぜそんなことをするのかというと、やりたくないし、考えるのが面倒だからですね(笑)もったいないと思いますが、そういう人は結構いそうです。
実際に出てこないのが嫌でストレスなわけですが、一朝一夕でやるものではないのでそれもまたストレスなのでしょう。

ここにおいて学びとか成長という機会が減っています。減じているので、アイデアを考える際に楽しんだりしている人に勝負にならないわけですね。同時に学びの量も質も変わってしまいます。

アイデアを出せばいいんでしょというところで、目的化してしまう弊害でした。

実際はアイデアはヒントやキッカケにすぎない、だからこそアイデアを育てるという概念がめちゃくちゃ大事ですが、産むよりも成長をともにするとかなので期間も長くやり方もちょっと「アイデアを出す」よりも丁寧な感じがします。このあたりまだ書けてないので、また書いてみたいと思います!
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