アイデアは人に話したほうが良い

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ビジネス・マーケティング
特許などの公開性の問題などがない場合は、普通にアイデアは話したほうがいって話です。特許については誰にも言っていないことがポイントとなるため、詳しいことは弁理士さんなどに聞いてください(笑)

今回は自分が考えたアイデアは人に話したほうが良いですよって話です。

パクられるのではないかという杞憂問題

実際に盗まれて使われたということはなくはないのでしょう。ただ、それもアイデアを誰に言うかというところがあります。信頼できない人に話をしている時点で「そもそも」どうなのかというツッコミです。

アイデアを話すってそのアイデアに対して自分が期待しているほど身構えるはずです。なのですが、肝心の伝えたい人にも身構えることでそこでアイデアは育ちづらいかなと思います。

杞憂と書きましたが、絶対ではないです。
ただ多くのアイデアは話して育てたほうがまあいいですよね、というところです。あと、アイデアがあってもそれを実行できないことも多ければ、例えば「空飛ぶ車を作るアイデア」があるとしても、作るやり方があっても原材料や技術がなければできないですよね。

こういう時このアイデアに価値を見出すのは結構難しいじゃないですか。となると、話してもそもそも理解できても形にできないんですよね。こういうことって結構あります。

よって、アイデアを話すことで盗まれれるとかパクられるみたいなことはおいておいて、アイデアを育てる方に目を向けるとまあ話したほうがいいというところですね。

ちなみに、僕のスタンスはそれで勝手に盗んで何かやるという人がいたら、そういう人なんだね、というところで話は終わります。自分が悪い(目利き出来なかったという意味で)って考えますね。まあ、もちろん盗む人は悪いんですが、アイデア自体同じアイデアを思い付くこともあるわけなので、なかなか特定は難しいのでしょうし、そこを追求するのも面倒くさくないですか?というところです。

温めるのはいいけど、検証しないと実現できない

すごいアイデアを思いついた!としますよね。

でも、それを検証しないと実現性が見えないですよね。というわけで、どうするか?

自分でやる場合は自分の裁量でできるのがいいのですが、自分で全て検証できないはずです。誰かに依頼したり、時には仕事としてやってみたり。そういう時って、相当小分けにして分からないようにしないと、まずわかりますよね(笑)

空飛ぶ車の作り方だったら、その技術をどうするかで検証したり調べたりすると。でもこれ実際に車を車庫で作れるのか?ってなってきますし、ドローンみたいなものから分解するのか?ってことですよね。具体的にどう進めるかはおいておいて、これらって一人でモクモクとやれるかですよね。

僕はきついのでやれないのですが、ある種特許とか個人発明家ってそれをやれる人かもしれません。僕は多分無理です(笑)とはいえ、そういう人でなくても、アイデアはあるはずですから、アイデアを言ってしまってそこで検証していくのが早い気がします。

具体的には、
・アイデアを話して反応を得る。手応えを探る。
・アイデアを聞いてもらって、意見をもらう。違うアイデアやアイデアが磨かれることも
って感じです。

もっといえば、小説家になりたい人が小説を一個も書ききってない=完成させられないのと似ていると思っていて、アイデアで何かしたいなら、アイデアをまず出し切ること、伝えられること=アイデア自体良いと思っていても相手が理解できないなら本末転倒ってことですね。

これはありがちなので、アイデアを大事にするとか育てるってのは、過保護に自分で囲い込むことではなくて、誰かに話して揉む、どこまでいうかはもちろん人次第ですが、そこも含めて話して伝えていくトレーニングにもなりますから。

自分が考えるアイデアはすごい?そうでもない?

最後に僕が考える、またはあなたが考えるアイデアを比較してどうかってことはナンセンスです。人によって価値が異なるし、思い入れも違いますから。

ですが、一般的に自分が考えたりして長い期間があると愛着が生まれます。本当にそれだけですが、だからこそ「我が子」のように可愛い。そういうものって手放せないですよね。ここでそれが駄目なのでなく、それがニーズがないとか、上手く行かなさそうというとき、どうしますか?

結構大変でして、諦める、少し変化させる、一旦置いておくなどしかなくて、どうすればいいかなというところで正解はありません。

愛着はいいんですよ。でも、子離れできない親ではないですが、どこかでアイデアと自分は切り離せて考えないといけないのではないかって僕は考えています。

カウンセリングではないですが、カウンセラーが患者の事を考えるのはいいけど、仕事の時間が終わっても考え続けたり、自分も「病」になったら駄目ではないですか。そこの切り離しができることは、カウンセラーにとってマイナスではなくプラスだと僕は考えています。このあたり、一般の人とプロでは乖離があるのではないかと思います。

しかし、ドライに見えるこの態度、客観性ですよね。検証作業はそうやってドライに見て「アイデア」がどうなるかを見守るといえます。その時、あなたは我が子に「アドバイス」をしてもいけないし、「見守る」必要があります(笑)そういうことができるかどうか、親の態度みたいなものが、アイデアに試されるかもしれませんね。

という意味では、アイデアを話すって見守る感じが近いです。決して手取り足取りやることではないってことが伝われば何よりです。
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