ども~、皆さん元気い~~!
「さぁ、もっと幸せに!」が、このブログのテーマです。
前回ブログの続き、「友だち増やそう大作戦」PART⑷です。
今年の年賀状にLINEの”友だち追加”用の「QRコード」を貼り付けて、これまで「年賀状だけの友だち」5人とアクセスが取れました。
少し間が開きましたが、先日、「友だち増やそう大作戦」最後の3人目との”出会い”がありました。もちろん男性です。
彼とは、44年前(22歳)入社前の1泊2日研修の1日目夜の懇親会でボクが飲み過ぎて、ヘベレケになってしまった時に介抱してもらった記憶が強く残っていました。
入社後、配属先が決まるまでの集合教育期間の約1ヶ月間、なぜかその記憶しかありません。
ただ「助けてもらった人」、「すごく優しい人」というイメージが強く残っていたのでした。
もうひとつだけ記憶ありました。
彼が面接で人事部の偉い人から「君は研究者だから10年に一度でいいから大きな発明をしてくれよ」と言われたと、聞いたことでした。
ボクらの学生時代は「電子工学科」が花形でした。
どこの大学でも最も優秀な学生が行きます。彼はその中でも関西では超難関大学の「電子工学科」の大学院卒です(ボクは勉強好きではなかったので学卒です)。
(One of themのボクなんかとは違って、)きっと大きな期待をもって会社からも迎えられたのだと思います。
その後、毎年の年賀状だけのやりとりで44年が経ちました。
年賀状には、研究職ではなくなったこと、遅い結婚のこと、奥様や子供達と旅行先での写真を撮ったことが書かれていました。
新入社員だった昭和56年は、日本の高度成長期はすでに終わっていて徐々に採用人数が減ってきていた時代です。
しかし高度成長期の日本全体の勢いを知る先輩たちの成功体験からか、とにかく「元気があること」、「目立つこと」が会社では評価されました。
そんな中、彼とボクはそんな同期たちの雰囲気には入っていけないタイプだったので、仲良くなっていたのかもしれません。
やがて「早く集合教育の期間が終わって、どこでも良いから配属してくれないかな…」なんて思っていたように思います。
そんな彼と44年ぶりの再会です。
JR大阪駅から徒歩で行ける「がんこ寿司」を予約しました(また「がんこ」)。
もし彼に好き嫌いがあってもメニューが豊富、個室があり落ち着ける。もちろん美味しい。安全策で決めました。
11時の開店時間、現地待ち合わせにしましたが、ちょうど彼らしき人が店に入ろうとしていました。
走って行って、声を掛ける。
ボク:「○○さんですか、ボク●●です」
彼:「ほんと久しぶりですねー、元気ですか!」
ボク:「ボクのことわかりますか?」
とボクが聞くと、小さく微笑んでうなづかれました。
そして個室に案内されて、扉に近い席をお互いに遠慮しあって取り合いになるが、大学院卒で2歳年上の彼になんとか奥に座ってもらいました。
彼は「忘れないうちに…」といって、神戸ゴンチャロフのお菓子を買ってきてくれていました。ボクの方が、ずっと遠くから来てくれたから、と。
なんと優しい人なんだろう。
実はボクも前日に手作りした「チョコレートマフィン」を持っていきました。
「まだ11時ですけど、お酒、大丈夫ですか?」意外にもOK!「生中2つ!」
食事もボクがイニシアティブを取ります。彼は「ボクはなかなか決められないから」って。
「じゃぁ今日はお話しがたくさんしたいので、小皿の多いこの“なんとか御前”にしましょう!」
さぁその後、44年分のお話しは尽きることがありません。
彼は今、発達障害の子供たちのお世話をしているとのこと。
今は電子工学専攻からは全然違う畑だけれど、入社時のボクのイメージからはそんな遠くない。とにかく優しい人だから。
さらに4月からは学校に行けない「引きこもり」の子供たちの受け入れの仕事もする予定だと…。
子供たちの教育に興味や関心があることが良く伝わってきました。お父さんが教師だったからかも?と彼は言ってました。
今回、特に印象に残ったのはまだ若い時、「トランスパーソナル心理学」に強い興味を抱き、渡米してアメリカ人講師のレッスンまで受けたことがあると…
金銭的にもかなりの自己投資をしていたようです。配属後いろいろ悩みや迷いがあったのかな?と思いました。
そして、どうしてもボクたちの年代になると、カラダや健康の話題になります。
彼は、目の緑内障の治療が遅れてしまったことが原因で、視力が落ちてあまり文字やモノが見えないと言っていました。
食事の中にあった”仕切り紙”を口に持っていこうとしていました。「これはかなり目が見えてない」。階段の登り降りも手摺りを使わないと怖いと言っていました。
食事が選べないのは、メニューが見えていなかったからでした。
それでも、緑内障の手術後は現状維持できているから大丈夫!って、明るく話していました。ずっとにこやかです。
本当にたくさん彼とお話しをしました。食後のデザートとコーヒーも注文しましたが、結局3時間半もしゃべってしまいました。
「がんこ寿司」さん、ごめんなさい。今回は許して!
その後、お互いに阪神百貨店のデパ地下で買い物をして、「また会いましょう!」と握手してお別れしました。
今回、特に強く感じたのは、44年という月日があっても、その人の性格は変わらないものだなぁということです。
ボク:「○○さん、ボクのイメージは変わっていましたか?」
彼:「イメージ通りでしたよ」
ボク:「ボクもですよ」
四柱推命では、生年月日・時間で決まる“命式”によって、生まれもった性格、気質、行動様式がかなり定まっています。いわゆる宿命です。
もちろん家族や社会などの環境の影響を受けて変わります。ただ根っこの部分はなかなか変わらない。
変わらない気質をどう活かしていくかを、その後の運気の波の中で考え、行動に移すことが大切なんです。
「自分らしく生きる」
彼と44年ぶりに出会って、それをあらためて感じました。
今回の「友だち増やそう大作戦」では合計3人に会うことができました。
その結果は「大成功!」おもしろかった。
今回久しぶりに出会えた3人とは、これからどんなつながりになっていくのか、また楽しみになってきました。
これからも「四柱推命」を活用しながら、「幸せへのアドバイス」で皆さんのお役に立ちたいと思っています。
次回以降も、キンおじさんのブログ、よろしくね~~。