セルフコーチングを応用して長年執着していたことを手放せた話

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こんにちは。ほうりです。

タイトルにもある通り、今回の話はセルフコーチングを応用して長年執着していたことを手放した件についてです。

こちらで何度も書いていますが、私は二次創作活動を約30年行ってきています。

それはもちろん好きだからやっているのですが、どうしても相容れないキャラクターやCP(カップリング)や解釈などがあります。

私はそれがどうしても納得いかず、特に自分の推しキャラに愛がないCPや解釈に対しては日常生活に支障をきたすほどの憎しみを募らせて、それを糧にして創作することをずっと繰り返していました。

ここ数年は好きという気持ちよりも、自分と真逆の愛のない解釈やCPを憎むことが目的では?と思う程、マイナスの執着心を抱いていたと断言します。

ただそういった執着心もセルフコーチングを学んでいけば「え、この感情別に必要無くね?」とぽいっと手放せることができるとのこと。

それは知識としてわかっていましたが、日々セルフコーチングを実践していく中、ふと「あ、この感情別に今の私には必要ないや」とするりと心の中に湧き出てきて、結果、ぽいっと手放すことができました。

嫌いなものを嫌い続けるエネルギーは莫大だけども諸刃の剣

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同人活動や二次創作っていうのは好きという気持ちが原動力になります。

しかしながら相容れない解釈やCPに対する嫌いという感情もまた凄まじいものがあり、これも間違いなく原動力としてカウントされます。

ただそれにばかり頼っていれば、脳の特性上嫌いなものを更に強固にイメージしてしまい、結果、かなり神経が摩耗されてしまいます。

私自身、あまりにも嫌いなCPや解釈を意識しすぎて一時期病んでいた頃があり、Twitterなどではカウンセリングや薬を出してもらったという人もちらほら見受けられます。

そして嫌いなものを意識しすぎるあまり、好きな気持ちよりもそれらが上回り、結果しんどくなってしまうという負のサイクルが出来上がります。

嫌い・苦手なものを見る行動は脳の特性上矛盾はしていない

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同人活動や二次創作はジャンル問わず解釈や好きなCPは人それぞれであり、”自分の萌は誰かの萎え”という暗黙の了解があります。

なので自分にとってどうしても相容れないCPや解釈があれば黙ってスルーするのが一番だと言われていますが、これ、頭では分かっていても出来ない人って結構いると断言します。

自分に対して自己嫌悪が募るのが分かっていても嫌いなCPを取り扱っている人のTwitterやpixivを覗いて作品を読んで『ああ、やっぱりこれ私には合わないわぁ』と思うのと同時『何で読んだら腹が立つこと分かっていて読みに行くの自分馬鹿じゃないの!?』と自己嫌悪に陥ったこと、本当に私も何度もあります。

ただ脳の特性上、嫌いなものを見に行ってしまう心理というのは、実は理にかなった行動でもあるんです。

嫌いなCPや解釈を見に行くことで、『ああ私はやっぱりこのCPや解釈が嫌いだ』という感想を抱くというのは、これはある意味で期待通りの報酬を得られる行為に該当するとのこと。

嫌いなCPの作品や解釈を見に行く労力に対し、やっぱり自分はこれが嫌いだという報酬を確実に得ることができるため、言ってみれば脳はそれを成功体験として捉えてしまうのです。

だから辞めればいいのにどんどん嫌いなCPや苦手な解釈を見に行って、自分の中に嫌いだ・苦手だという報酬を得ることに依存してしまい、嫌でも見てしまうという負のループに陥ってしまいます。

やりたいことや好きなことを続けていくためには逆転の発想が勝利する

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では一体どうしたらこの負のループから抜け出せるのか。

そのヒントは私が敬愛しているマインドコーチングの方のメルマガにありました。

この方曰く、好きなことややりたいことを見つけるのが難しい人は、発想を逆転させてやりたくないことをやめてみてはどうかというもの。

例を挙げると、自分で掃除をするのが面倒くさいからやめる!と決意したとします。

その際、自分で掃除をしないで例えばルンバに掃除をしてもらうゴール側を徹底的にイメージをすると、嫌いな掃除に時間をかける必要はない→拘束時間ががっつり減って自由な時間ができる→他の好きなことにあてられていいことしかない!!と脳がそちらを現実だと認めればしめたもの。

じゃあルンバを買わないとと思うのと同時、人によっては『自分いらないものが多すぎない?』となり試しに片づけを始めたら『あ!もしかして自分が掃除嫌いだったのって部屋がごちゃごちゃしていたから?!』と気づく人もいれば、『大体部屋が広すぎて掃除するのが億劫なんだよなぁ。いっそもう少しコンパクトな部屋に引っ越そうかな』と気づく人もいると思います。

私の場合は、嫌いなCPや苦手な解釈に振り回されてしんどい思いをしているのを断ち切った場合、思う存分好きなCPや解釈に基づいた二次創作や同人活動ができる→本当に好きなことに対して楽しく考えられる時間が持てる!というゴール設定になりました。

そのゴール側から今の自分を見た場合『私は1年8か月かけて30kg減量したことできっちり成功体験を収めてきた』→『だったら嫌い・苦手なものを見に行く成功体験なんかいらないよね』となり『いっそのことそれらの存在まるごとないものとして扱えばいいんじゃないの?』という結果に落ち着きました。

そのためにはTwitterでは嫌いなCPや苦手な解釈をしている人たちを片っ端からブロック。ついでにアカウントも自作品を宣伝するために鍵を開けていましたが、宣伝しなくても見てくれる人の方が多いし大事にしたいのと、二次創作や同人活動はグレーゾーンであることを改めて意識してアカウントもロック。

pixivはミュートワードの枠を増やすためにプレミアムに入会し、さらに言えば自分自身の解釈や世界観を大事にしたいので、いっそのことサイトを開設して壁打ちにしようとも思っています。

30年弱抱えていた逆CPや解釈の嫌いという気持ちを手放すことができた


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マインドコーチングを学んでいく中、多くの人が「長年抱えていたわだかまりや悩みを手放すことができた」と言っていますが、これはまさに事実です。

そして今まで憧れていた”淡々と自分の好みの作品を一心不乱に書き続ける”ことと”ひたすらに自作品を愛して更に深掘りをして自分好みの作品を楽しく生み出す”という創作活動が今ならできると断言します。

今まで上記の活動スタイルに憧れてはいたものの、完全に心の中に落とし込めていなかったので、Have to(しなければいけない)と考えていたので、何度も何度も挫折していたんですよね。今ならWant to(やりたい)と心から思うので実現します。

更に言えば、”昔は同人誌即売会で活動していたけれど、作品がまったく売れなかった”→”私の話はお金を出してまで読んでもらえる価値がない”という気持ちが根底にあったことも自覚し、この気持ちはゴール側の自分にとって必要かと自問自答し手放すことも出来ました。

何度も何度も書いていますが、同人活動をする人こそマインドコーチングを学ぶことをお勧めします。

逆CPや解釈に対する憎しみを手放しやすくなり、頭の中の霧が晴れたように本当に好きなCPや解釈だけを考えられるので、心身ともに健康になります。

この記事が、逆CPや解釈違いの作品に対して昇華しきれない気持ちを抱えて、それでもどうにかしたいという方の参考になれば幸いです。

それでもどうにもできない、逆CPや解釈違いの作品に対しての愚痴などがあれば、以下のサービスをご利用ください。





ではまた。
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