はじめまして

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コラム
ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
はじめまして、ヒラノツカコと申します。

ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
プロフィールもぜひご覧いただけますと幸いです。

私は現在、国立大学大学院にて、現代日本語を対象に社会言語学的研究に取り組んでいます。

社会言語学は、社会を通して日本語を研究し、社会の中でのことばの役割や、社会との関係について明らかにしようとする研究分野です。

このように書くとわかりにくく、難しい研究のように感じられるかもしれません。

具体的には、関西弁、東北弁などの各地方の方言研究は、社会言語学に含まれます。
また、学校内や特定の職種でのみ使われる、特別な言語現象を研究することも社会言語学です。
ドラマ等で、刑事が犯人を「ホシ」と呼ぶのを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
これは、刑事の間でしか用いられない特別な言語現象です。

このように、ことばは社会、環境によって異なった姿をあらわします。
社会・環境が変化するのにあわせて、ことばも変化するのです。



ここまで、簡単に自己紹介をさせていただきました。
私の研究について説明させていただいたのは、
ココナラで出品予定のサービスは、主にことばに関するお悩みを解決するご提案をさせていただくものだからです。

現在、日本では教育によって、多くの人が日本語を理解でき、使いこなすことができます。
先ほど、ことばは社会と共に変化するものだと言いましたが、
変化していく社会のなかでも、その社会のなかで「正しい」とされることばの意味や使い方があります。
これは、絶対的に「正しい」のではなく、あくまでもその時、その社会の中で「正しい」とされることです。

社会の「正しさ」の話をしますと、大きな議論になると思いますので、今回は割愛させていただきます。
私自身、その「正しさ」をすべて把握することは不可能だと思っています。
ですが、ことばを使う際は、この社会の法則に沿ってことばを使わなければ、相手とコミュニケーションをすることができなかったり、コミュニケーションに問題が生じることになります。

例えば、日本では目上の方や、取引のお客様に対して敬語を使わなければ、失礼とされています。
目上の方、お客様に接するときは、正しいとされる敬語を適切に使うことが大切であると考えられています。
社会の中で、どんなことばが、どのように使われているのかを正しく知ることは、コミュニケーションの障害をなくし、円滑にすることができるのです。

現在、ネットを介するコミュニケーションの機会が格段に増えています。
コロナ禍によって、リモートワークやオンライン授業が推奨され、直接会わずに人とコミュニケーションをすることが当たり前の時代となりました。

ネットを介する場合も、対面でのコミュニケーションと比べ、ことばの使い方に差はないと思われますが、対面よりも、ことばの使い方・伝え方に対してより繊細になる必要があると思われます。
その理由は、対面に比べてコミュニケーションに重要な非言語情報が減り、言語情報がより重要になるからです。

この点については、次回詳しくお伝えしようと思います。


今回、初投稿の記事でお伝えしたかったのは、自己紹介と、
現代におけることばの使い方・伝え方を知る重要性についてでした。

私はことばの専門家のたまごとして、ことばについて日々考え、研究していますが、研究を学術的な成果にとどめず、社会の問題を解決し、応用していくことが重要であると考えています。
ココナラでサービスを提供することによって、ことばのお悩みを持つ方々の力になりたいと思っています。

現在、サービスの提供に向けて準備をしています。
準備が整い次第、公開させていただきますので、ぜひご利用いただければと思います。

みなさんのことばにまつわるお悩みを解決するとともに、みなさんが自ら表現することを楽しめるよう、よりよく伝えることができるよう、サポートさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします!


2021年1月26日 ヒラノツカコ



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