マウント 悪口から解放される!

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コラム
みなさんは、職場などで、マウントや悪口を言う女性に困ってしまったことはありませんか。
もしくは、自分が悪口を言ってしまってるということは、ありませんか?
それって、どう思いますか?
今回は、なぜ、どの時代にもそのようなマウントや悪口たちが存在し続けるかを考察しています。

1. マウント、悪口をいう人の心理

①仲間意識で横のつながりをもつ。

悪口をいう女性は、基本的に黙っていられません。
女性は、気持ちをわか分かってもらいたい、共感型の方がが多いです。
イラっとした時、我慢できなくてつい愚痴をこぼすことで、共感してもらえると安心するんですよね。
ほんのちょっとのことならいいし、一生グチのひとつも言わない神様のような方はなかなかいないかもしれませんが、
共感する楽しさに快感を覚えてしまうと、ほんのちょっとが大きくなり、共感が共感を呼び、大きなことになって、人を傷つけてしまうこともある危険性があることを知っておいてくださいね。
もし、職場の方のグチを言うなら、全然その人のことを知らない職場以外の信頼できる人にこぼすぐらいがちょうどいいでしょう。
そして、「あなたの味方だよ。」「がんばってるね。」って言ってもらえたら、また次にがんばろうって、思える程度のグチでしたら健康的です。

②自分に自信がない 内心とても不安

例えば新人が入社したら、ライバルが現れたと勝手に思いこんでいる女性です。
ライバルに負けてしまったら、自分が下に見られるかもしれない、自分のポジションを取られるかもしれない、自分が目立たなくなるかもしれないと、無意識な妄想が始まります。
そういった場合、新人の女性にお仕事をわざと与えなかったり、間違った情報を教えて恥をかかせかたり、くだらないことで言えば、お菓子をその人限定で配らなかったり、逆に受け取らなかったり、(女子のいる会社にいれば高い確率で遭遇するお菓子問題)することなどにより、自分のポジションを必死で守ろうとします。
新人さんを落とそうと必死に攻撃を仕掛けてくるのは、マウントさんが困る何かがあるからなのです。
でもそれは、マウントさんの被害妄想にすぎません。

私たちは、腹が立つと、目の前で起こってることに対して腹が立っている、相手がしたことに対して嫌な気持ちになっているだけだと思いがちです。
しかし、それだけではなく、目の前で起こったことに紐付いてて、過去の自分に起こったことを脳の奥から引っ張り出してきています
つまり、目の前の相手にではなく、その怒りや不安は、過去に解消できなかった感情が出てきているということなのです。
未解決な古い感情は、本人が気づかない限り脳内にずっとい続けます
最初の感情の上に、そして、またその感情が重なっていくと、いつも嫌な気持ちで、誰かに腹を立てながら過ごさなくてはいけなくなってしまいます

③相手を使ってストレスを発散させる

悪口を言うと、一時的に脳内から快楽物質であるドパミンが分泌されます。

しかし、脳は、主語を理解できません。
相手に言ってるつもりでも、すべて脳は、自分に言っていると理解します。
つまり、人の悪口を言うことは、自分で自分を攻撃していることになります。

その瞬間はすっきりしても、「なんであんなこと言ったんだろう」と後味が悪くなったり、自己嫌悪、罪悪感に陥ることはありませんか?
それは、誰かに言ったチクチク言葉が、自分に向けての言葉だと脳が理解してしまうからなのです。
つまり、悪口の結果、自分をおとしめてることになるということです。

悪口は、言うだけでなく、聞いただけでも体は悪影響を受けます。
悪口を聞かされる方も、嫌な気持ちになるから、悪口ばかりを言う人と関わりたくなくなってしまい、悪口を言う人の側には、結果、誰もいなくなります。

2.悪口を言う人の末路

「私は悪くない、〇〇さんが悪い」などの、自分のせいにされたという怒りの感情は、
責任を逃れたい、自分の味方を作りたいという自己防衛本能から働いているものでもあります
無意識に自分を守ろうとすることは誰にでもあることです。
守ろうとするから、彼女たちは、「自分は悪くない、被害者です。」と被害者でありつづけようとしているということになります。
その方が楽なのです。
人を責めるばかりで、自分は何も変わらなくていいから。
うまくいけば、誰かに「かわいそう」と構ってもらえるから。

しかし、この心理がある限り人生はうまくいきません。
実際、自分が被害者だと思い込むことで、そしてそれを言いふらすことで自分を守ろうとしている人たちもいます。
彼女たちは、一目置かれたかったり周りから一目置かれたかったりしたくて仕方がないのです。
例えば幼少期に、「お姉さんだから我慢しなさい。」「お母さん忙しいからから後にして。」と言われたことがあるとします。
こんな些細なことでも、自分はないがしろにされた、相手にされなかったと記憶を捻じ曲げてしまっている人もいます。
そして、そのときの寂しい思いをずっと抱えています。
要は、拗ねているのです。
でも大抵の場合、思い込みである場合も多いです。
大人になってもマウントをやめないのは、拗ねていた方が構ってもらえるからです。
マウントを取りにいかないと、自分という存在を認めてもらえなくなるという不安の表れで、劣等感や不安が常に付き纏うからなのです。

3. 被害者意識をやめるといいこと。

他人を使わなくても、自分の存在を認められるようになると、
職場の輪を大切にできる、仕事を積極的にこなせるようになります
「私やってますよ」というアピールをしなくても、周りが自然とあなたの実力を認めていくのです。
こちらから何も言わなくても、周りの人たちは、あなたが真面目に仕事をしていれば、結果を見てくれるし、信頼されるようになるのです。

最初の出だしは、マウントとったりアピールしている人の方が目立つかもしれません、その人に振り回されてしまう周りの人もいるのかもしれません。
でも、マウント女性は必ず自分で自分の身を滅ぼします。
何も言わないでコツコツと頑張ってさえいれば、必ず人からの信頼はついてきます。
人から認めてもらいたかったら、
それ以上に、マウントや悪口なんてスルーして、毎日を楽しく過ごしたかったら、
マウント女性に振り回されないで、ただ自分のすべきことと真面目に真摯に向き合って、文句ばかり言わないでコツコツとこなすことです。
そして、感謝することです。やってもらって当たりじゃんと思ってるうちは人生うまくいきません。

あなたはそんなに不幸ですか?
マウントをとるほとんどの方は、五体満足で生まれ、ご飯を食べられる環境にあり、教育を受けられる環境で育ち、ご両親がいて、そしてあなたが困っていれば助けてくれる人もいます。そしてお仕事に就くことができています。
ほとんどの方がそのような恵まれた環境にあります。
でも、構ってもらうことで自分の存在意義を誰からも邪魔されないように、被害者であろうとし続けるのです。

感謝すると、現実のとらえ方が変わります。
愛されている自分を認めることができます。
そして、誰かから感謝されることを、素直に受け取ることができ、自分も誰かに与えようと思うようになります。
その方が、人生豊かになって楽しいですよね。
また、類は友を呼びます。
悪口ばかり言って人をおとしめてると思い込むことで自分が上に立ったと思い込んでいる人より、
一生懸命頑張ってる人、学びをやめない人、感謝の気持ちを忘れず、言葉で表現できる人、自分が成長しようとしてる人の方が、一緒にいてポジティブになれますし、お話も刺激的で楽しく、さらに成長できますよね。
職場の陰口やマウントに苦しんでいる方は、一時期は我慢の時が続きますが、必ず真面目にやれば信頼はついてくる、それを信じてがんばってみてください。

普通なら、文句を言ったりグチを言ったりするであろう場面でも、ぐっとこらえて何も言わないで笑顔でいられる姿は、人間ができている人なんだなという印象を与えます。

4.がんばれば報われるという考え方の落とし穴

子どもの頃、がんばれば報われる、悪いことをすればそれなりの罰受けなければならないと思って育ってきた方がほとんどだと思います。
子どもの時はそれでいいのです。
私自身、小学校の教員時代、がんばってる子どもがバカを見るような学級にはしたくありませんでした。

しかし、大人になってからは、
必ずしもがんばった人が報われて、
悪いことをした人は罰を受けるとは限らないのです。
(刑事訴訟などを除いて)
そもそも、いいとか悪いとか、誰が決めるのでしょうか?
その人にとっていいこと(それは、その人が生きていく上でメリットがあること)であって、他の人にとって正義であるとは限りませんし、
その人にとって悪いこと(あいつは上司に取り入ったりしてコミュ力だけで成功してるとその人が思い込んでいる、自分にとって自分の存在を脅かす存在)が、決して他の人にとっての悪であるとは限りません。

正義感だけで生きるとまた、気に入らないことが増え、悪口が増え、誰かに不幸になってほしいと願い、
「悪いことをした人が不幸になること=自分が幸せになること」
と勘違いしてしまう結果になってしまうこともあります。

この世を生き抜いていくために、人それぞれの知恵があります。
悪口を言う暇があるのなら、例えば上司に取り入るのが上手い人が昇進してるのなら、
逆に言えば、昇進するためのお手本がいる絶好の機会なわけで、
その人の真似をすれば自分も昇進できるかもしれません。
だけど、悪口を言う人は、自分ができないことを棚にあげて、相手を悪、自分を正義としてしまうのです。
もしくは、自分が被害者になることによって、がんばることから逃れることができる。
それではいつまでたっても自分が成長できることはありません。

5.最後に

私たちは、私たちがもっているそれぞれのよさがあります。
苦手もあります。
その人それぞれがもっているよさを自分が知り、それを伸ばしたらいいのです。
それが個性です。
いいことを伸ばさないで、苦手なことだけ伸ばそうと思っても限界がありますよね。
自分が苦手なことが得意な人には負けてしまいますよね。
だから、自分の得意なことで、努力をして、それで光ればいいのです

人の足を引きづり落とそうとする人には、それなりに心の闇があります。そして、その方たちが信頼を勝ち取ることは100%ありません。自滅するだけです。
自滅して会社を辞めていく方たちも、私も何人か見てきました。
だから、もしマウントさんと出会ってしまったとしても、全く相手にする必要がないというのが結論です。

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