恋愛と結婚は違うか?

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私は、この質問に対して、Noだと答えます。
もちろん、好きな人でない人と結婚できる人もいます。
例えば、女性の中には、相手の年収さえあればあとはどうでもいいと思っている方もいます。
20代前半でお見合い相談所に登録している方は、そういった方が多いですね。


ただ、"恋愛はときめきで、結婚は安心だから。"
その理由では、理屈が合わないのです。
ときめき=相手に触れたいなってドキドキする感情だったとしたら、
それを感じない人とこの先、毎日一緒に寝れますか?

結婚=安心だったとしても、出会った瞬間から、その人のことを信じて安心することができますか?

口下手そうでそんなにカッコよくなかったら、その人は誠実なのでしょうか?

人を見た目で判断してしまう現象を、ハロー効果といいます。
ハロー効果とは、メガネかけてるから真面目そうなんだろうな、とか、茶髪だからバカそうだなとか、美人だから性格もいいんだろうな、とか、そのような先入観のこと。


女性は男性に心底惚れられて、男性は女性に心底惚れて、結婚するのが1番長く続くと思うのです。

男性は、自分の決断したことに対し、簡単に責任を放棄することはしません。
一度も好きになった人を、何もないのに簡単に
嫌いになったりもしません。
うまくいかない時でも、自分が決めた人であるからこそ、またその人にかけた時間やお金のことを思うから、どうにか踏ん張ることができます。

女性は、うまくいかない時でも、あの時あんなに愛してくれた人は他にいなかったから、あんなに自分が愛した人も他にいなかったから、そう思う気持ちが、女性を踏ん張らせます。

2人に思い出は必要なんじゃないかなって思います。

ですから、結婚にときめきはいらない、安心が必要というのは、半分は本当で、半分は嘘です。

最初はときめいて、恋愛をして、それがゆくゆくは信頼という安心に変わっていく、ということなが恋愛が愛情に変化していくという現象です。


一ついうことがあるとすれば、恋愛は、欲することです。
相手のことをもっと知りたい、束縛したい、愛してほしい、相手にしてほしいことが沢山あります。

愛情とは、与え、受け入れることです。
その人のダメなところも含め、愛おしいと思うこと、相手がしんどい時には支えたいと思うこと、どんなことがあっても側に寄り添っていること。
どちらにしても、それは好きの形が変わっていくというだけのことです。

だから、「この人のこと好きにならなくちゃ」なんて思ってるうちは、そもそも恋愛ではないです。
その人が真面目な顔や格好や体型をしているからって、浮気しないとも限りません。
この人のことを好きになってはいけない
それが恋愛だったりもするのです。

「私の付き合ってる彼は真面目でつまらない男だから、安心できるし、結婚したら幸せになれるんだろうけど、その人は刺激をくれないから、刺激をくれる人(=モテそうな人や浮気をしそうな人)の方がいい。」
というのは、違います。

刺激の意味が違います。

恋愛する上で、必ず心は揺れます。不安になります。
でもそれが、浮気されたり、利用されたりして気持ちがアップダウンしたいわけではありませんよね。ワンナイトして、その人から翌日連絡がないという刺激がほしいわけではありませんよね?

ときめいて、その人に触れたいって思うのに、真面目に人として向き合っていく過程で、もどかしさやときめきを感じられれば、それも刺激ですよね。

そして、つまらない男も、世の中にいません。
真面目すぎる人も、不器用な人も、ナルシストな人も、みんな個性豊かで同じ人は2人といないから、だから、その個性について、"何考えてるんだろう?""そんな考え方もあるんだ"、"この人めっちゃ単純なんだな。"etc.,おもしろい!って思えることが、どんな人にでもあると思うのです。

だから、
「この人を好きになっちゃいけない」と思うのは、その人が遊び人だからなのか、それとも見かけが遊び人に見えるからなのか、見極めたいですね。

自分の気持ちが揺れてしまうから、それが怖くて、自分の中に起こる変化が怖くて、相手が自分のことを好きになってくれないかもしれないことが怖くて、「この人を好きになっちゃいけない」って思うこともあるかもしれませんよ。


だからと言って、恋愛をしないで結婚をすることを反対するわけではありません。
昔はみんなそうだったのですから。
顔も知らない人と、結婚の儀式で初めて会って、そして夫婦になっていたのですから。

1番大切なことは、この人と一緒にい続けるという「意志」だと思います。

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